ALPS処理水にはトリチウム以外にも放射性物質が63種類も入っているため、海洋放出は甚大な風評被害をもたらします

福島第一原子力発電所で発生した汚染水を多核種除去設備(ALPS)で処理した場合でも、その処理水には、ALPSで除去することができないトリチウム以外にも、放射性物質(核種)が63種類も含まれています。(下部の表をご参照ください。)

 

そのうち、57核種が通常の原子力発電所の排水に含まれない核種で、完全に事故由来の核種とみられます。

 

そのような処理水を再度ALPSで処理したり希釈した上でも海洋放出すると、トリチウム以外の核種まで海に拡散することとなりかねず、甚大な風評被害の発生は必至となります。

 

そのため、処理水の海洋放出には強く反対します。

 

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ALPSの処理対象核種の56 核種+C14の半減期及び由来

※原子力規制庁提供

※網掛けの6核種は、通常の原子力発電所の排水に含まれる核種

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