▼行間 ▼メニューバー
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
おかしな転生 作者:古流 望

第29章 イチゴタルトは涙味

315/315

314話 涙の疑惑

 「それでは、定例の会議を行います」


 ペイスの発声から、モルテールン家の会議が始まった。

 いつも通りの状況、いつも通りの会議であるにも関わらず、何故か雰囲気が重たい。


 「ではまず、東部地域から。ビオレータ、お願いします」

 「はい。えっと、東部地域担当のビオレータより、現状を報告します」


 すっと立ち上がったのは、年若い女性であった。

 モルテールン家従士としてはラミト達と同期に当たる女性であるが、つい先日まで産休と育休で仕事を休職していたビオことビオレータである。

 男尊女卑の思想がある神王国。女性で兵士になるのも珍しく、ましてや引き立てられて従士となるものも希少な世界で、結婚後に退職をしないで雇われ続けているとして、ちょっとした話題になったプチ有名人でもあった。

 モルテールン家に存在する、世にも珍しい育児休暇制度というものの初めての利用者。

 彼女が女性であるにも関わらず従士として部下を率いる立場に立てていて、更には結婚も出来ていて、おまけに子供まで産んでも仕事を続けられる。

 実例として存在していることの強み。モルテールン家は、他所に比べると異常なほど従士における女性の比率が高い家である。


 元々、優秀さを買われて雇われたビオレータである。多少気弱な雰囲気がしているが、仕事はきっちりこなす。

 尚、か弱そうな見た目に反して、中身は辛辣で肝っ玉が太いことは一部では常識である。


 「えっと、家畜の現状について、先月は七頭の子牛、十四頭の子ヤギ、二十頭の子羊、百十一羽のひよこ、一頭の子馬が増えています」


 旧リプタウアー騎士爵領。現在のモルテールン領東部地域は、ペイスによる領地の魔改造前から比較的雨に恵まれていた地域である。

 それ故、魔法も使った農地拡張が盛んにおこなわれていて、特に家畜については集中的に領主家主導で増産に励んでいた。

 ペイスとしては牛を増やし、牛乳の生産量を増やし、バターや生クリームの生産量も増やしたいと常々目論んでいるのだが、如何せんものが生き物だけに増え方はゆっくりとしたものだ。


 「豚についてはどうなんだ?」


 シイツ従士長の質問が飛ぶ。

 お菓子の為に牛を増やしたいペイスと違い、シイツ従士長を始めとした年かさの連中は、豚を増やしたがっている。酒のあてにソーセージやベーコンが良いという意図からだ。

 増やすという点では、牛より豚の方が増やしやすく育てやすいというのもある。


 「今月に出産ラッシュです。概算で二百頭ほど」

 「良いじゃねえか。畜産も軌道に乗って来たな」


 集まった従士達の顔色は明るい。

 家畜は、財産だ。数が増えればそれだけ将来が豊かになっていく。大きな支障もなく畜産業が発展していっているのは、喜ばしいことだ。


 「しかし、ザースデンだけでも需要を満たすに足りていません。もっと増やさないと」


 本村の治安維持担当である若手の一人が、家畜の更なる増産を提案する。

 目下、人口が増え続けているザースデンで、度々食肉の不足から諍いが起きていることを知っているからだ。

 行商人も多く出入りする為、ある日突然一切の肉が手に入らなくなる、などと言うことは無い。しかし、領内の生産量が限られている以上、輸入による波で供給が不足するタイミングも出てくる。

 増産については頷く従士達だが、渋い顔をする者も居た。シイツである。


 「増えすぎると餌に困るぞ?」

 「家畜飼料を輸入する方が、家畜を輸入するより安くつくっていってたのはシイツさんでしょう。家畜飼料が安い時に買い溜めておくってのも良いと思います」


 どのみち、肉需要は増える一方だ。ならばどうにかして肉を供給せねばならない。

 輸入量を増やすのも立派な一手であるが、肉や肉加工品を輸入するより、飼料を輸入して領内の家畜を増やす方が領地経営としてはメリットが大きい。

 それは分かっていると、シイツも頷く。


 「そりゃあそうだが、話が逸れているな。悪いビオ、続けてくれ」

 「はい」


 若干、会議の筋が逸脱しかけていると、シイツが気づく。

 ビオに対して、続けるようにと指示があったことで、改めて彼女は説明を続ける。


 「えっと、馬については、軍馬の調教が出来るかはまだ分からないということで、農耕用に転用することも考えて育てる方針です」

 「よし」


 モルテールン家にとって、馬は需要が高い。軍馬として活用できるなら尚更だが、農耕馬としての需要も健在で、幾らいても良いというのが農政担当者の率直な意見だった。

 ただし、馬の調教という点では、流石にフバーレク家の様に専門的な知識があるわけでもない為、どこまで出来るか心もとない。

 どうやって馬の生産体制を整えるのか、そしてどうやって軍馬として育てていくか。本腰を入れてやり始めると、フバーレク家の利権に手を突っ込むことになる為、加減が大事である。


 「次に農作地について、開墾は第三次計画の消化をほぼ終えました。穀物に関してはこれで現状の需要を満たす計算になります。えっと、秋口から第四次計画を進めて、モルテールン領内で自給の体制を作りつつ……何だっけ?」

 「受入可能人口を」

 「ありがと。受け入れ可能人口の倍増を目指すことになります」

 「新しい計画が秋口からとなったのは、ドラゴンのせいだよな?」

 「はい。開墾含めて新規に大きな工事が必要な案件は止めるように指示されていますから」


 モルテールン領の抱える人口は、右肩上がり。外部からの流入というのも大きいし、医療体制をペイスが整えているため、他所の領地などに比べて乳幼児死亡率が格段に低いというのもある。

 人口が増えるということは、それだけ食料も必要になるということ。どこまでの人口を抱えられるか。冷静に計算した上で、自給自足状態でも何とか養えるぐらいの状況は作っておきたいと、モルテールン子爵などは考えていた。


 一連の報告を終えたところで、ビオレータは席に着く。


 「ご苦労様です」


 ペイスが、説明していたビオに労いの言葉をかけ、そして次の人間に目線を向ける。


 「次は新村の状況を」

 「では新村については私から」


 領主代行の視線を受け、次に立ち上がったのは長身の女性だった。トバイアムなどと共に新村の治安維持に当たっているコローナ=ミル=ハースキヴィだ。

 腕っぷしの強さには定評があり、新村に居着いている荒くれた連中からは、姐さんと呼ばれて親しまれていたりもする。


 「新村では、明確に外部からの流入が増えています。村に至る街道に簡易の検問所を設けて名前と出身地を記録するようにしたところ、明らかに不審な行動をとった者を五名捕まえました」


 武家の出身らしく、余計な前置きはしない。

 単刀直入に、現状で報告すべき問題を挙げる。


 「不審な行動とは?」

 「名前を一旦預かった後、あえて間違った名前で呼びかけた際に、間違っていると指摘せずに居たものが二名。恐らく偽名と思われたために取り調べた所、潜入を命じられていたと白状しています。また、出身地について軽く質問した際に、誤ったことを言ったり、誤魔化そうとしたものも捕まえています。これが三名でした。同じように取り調べた所、やはりこちらも潜入を命じられていたと白状しています」

 「どこもかしこも、うちに探りを入れに来てるってことか」


モルテールン領に入ってくる人間で、外国や他領のスパイは今更だろう。秘密をたくさん抱えているし、それでなくともお金持ちになっている。更には当主は王都で重要なポジションに就いているのだ。

 探りたいという人間は、毎月毎週、一定数湧いてくる。何なら、新しく入ってくる人間が全員スパイであったとしても驚くことではない。


 「検問は公務でしたので、これらの者には公務を妨害したとして労役刑を科しました。しかし……」


 続く言葉を、女性従士が言いよどむ。


 「新村については裁量権を与えていましたから、刑罰を科すのに問題はありません。他に何かありますか?」


 言いにくそうにしているところで、ペイスが助け舟を出した。

 この場は会議である。発言においてはよほどのことが無い限りは罰せられない。それが例え領主家批判であっても。

 それが、モルテールン家における会議のルール。

 笑顔のまま続きを促すペイスに、改めてコローナは発言を重ねる。


 「推測ですが、検問を上手く抜けた工作員も居ると思われます。これについては如何対処しましょう」


 彼女が言いよどんだのは、恐らく自分たちの仕事が甘い、手緩いと思われるかもしれないと危惧したからだろう。少なくとも、自分たちが検問しているところで、工作員が流入しただろうと、自分から報告するのは戸惑っても仕方ない。

 心配ないと安心させるため、笑顔のままで頷いたペイス。


 「放置は拙いか?」


 即座に、グラサージュが疑問を呈する。

 問題があるならまずは対処から。意思決定の早いモルテールンらしい切り替えだ。


 「一応それなりの対策をしているから大丈夫だとは思うが、かといって自由に動き回られると思いもよらぬところから水が漏れるってのはあり得そうだ」

 「そうだな。放置するのは拙い。本格的に根こそぎ捕まえようとまでは思わないが、我々の目を意識させる必要は有るだろう」


 目下、防諜対策としては色々と工夫している。例えば、モルテールンでも限られた者しか場所を知らない西ノ村であったり、研究所の地下に作られている厳重管理区域であったり。

 少々の工作員が本村をうろついたところで、どうにかなるものではない。

 しかし、隠しているものはどれほど厳重であってもそのうち見つかる。上層部が気にしているのはその点だ。


 「例の卵隠しの時みたいに一斉捜査をするってえのはどうだ?」

 「一度やって警戒されてる。あれはあれで効果があったのだから、二度やる意義は薄い」

 「なら、他に何をする?」

 「そうだな、防諜専門の組織を作るというのはどうだ?」

 「人手が足りねえよ。今から教育するのか?」

 「そういう組織が有る、と匂わせるだけでも効果的だろう」


 侃々諤々。

 議論百出の中で、幾つかの良案と、倍するボツ案が討議される。

 小一時間ほど内容を揉んだところで、ある程度の方向性は見えてきた。


 「ま、こんなもんだろ。坊、とりあえず、これで良いですかい?」


 従士長が、議論も煮詰まったとまとめに入る。

 部下の提案を受け、ペイスも満足げに頷く。


 「そうですね。全員、ご苦労様です。また来月の定例会では改めて今月有った動きも報告

出来るでしょうし、お祭りについての話し合いもあります。それまで各自仕事に励んで下さい。以上、解散」


 会議の終了を議長役の少年が告げたところで、従士達は三々五々散っていく。

 夜勤明けでこれから帰るもの以外は、仕事がまだある者が殆どだ。


 「何か、普通でしたね」

 「あん?」


 金庫番ニコロが、連れ立って会議室から離れる森番のガラガンに話しかけた。


 「特に新しいことも無く、トラブルも無く、ペイストリー様の無茶ぶりも無く」

 「良いことじゃねえか」


 そもそも、定例の会議で毎度毎度突拍子も無い騒動が報告されるのがおかしいのだ。平穏無事で世はことも無く。実に良いことだとガラガンは言う。


 「変じゃないですか?」

 「何がだ?」

 「ペイストリー様の元気が無かったというか」

 「ああ、何となく分かるな」


 ニコロに言われて、ガラガンも心当たりを口にする。

 いつもなら、率先して議論を掻きまわすペイスが、妙に大人しかった、と。


 「それなんですが……俺の見間違いかもしれないんですが、若様が泣いていたっていうの、信じますか?」


 ペイスが泣いていた。

 その言葉に、ガラガンは驚くほどに動揺した。


 「何? あの人が? 泣いてた?」

 「そう見えた……って話です。ほら、龍の赤ん坊を国に返した時」

 「ああ、結構若に懐いてたよな、あれ」

 「執務室に行ったら、若様が一人で居て……目元が光った気がしたんです」

 「……マジか」


 ニコロは、金庫番として時折執務室に行く。

 領主館で仕事をする時間が長いため、ペイスと顔を合わせる機会も多いのだ。

 所用があって執務室を訪れた際、ノックして部屋に入ったところでペイスが窓際に居たという。

 すぐにも仕事の話をし始めたのだが、どうにも部屋に入る前は泣いていたのではないかという疑惑がぬぐえない。

 ニコロも、そしてガラガンも。

 どうにも居心地の悪い気持ちを感じるばかり。


 「迷惑まき散らすのも困るけどよ、大人し過ぎる若ってのも気持ち悪いよな」


 ガラガンの言葉に、ニコロは大きく同意した。


  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。
表紙絵

感想を書く場合はログインしてください。
イチオシレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2803部分)
  • 27318 user
  • 最終掲載日:2021/04/18 18:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全243部分)
  • 29114 user
  • 最終掲載日:2021/03/01 19:45
神達に拾われた男(改訂版)

●2020年にTVアニメが放送されました。各サイトにて配信中です。 ●シリーズ累計250万部突破! ●書籍1~10巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中で//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全248部分)
  • 30781 user
  • 最終掲載日:2021/04/10 16:00
異世界薬局

研究一筋だった日本の若き薬学者は、過労死をして中世ヨーロッパ風異世界に転生してしまう。 高名な宮廷薬師を父に持つ十歳の薬師見習いの少年として転生した彼は、疾患透//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全113部分)
  • 26377 user
  • 最終掲載日:2019/09/16 14:33
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全403部分)
  • 31949 user
  • 最終掲載日:2021/04/17 12:01
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~

 ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引っかかって、無一文、鞄すらない初期装備の状態でゲームの世界に飛ばされてしまった。 「どうしよう……?」「ど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全247部分)
  • 23783 user
  • 最終掲載日:2020/03/28 07:00
異世界食堂

しばらく不定期連載にします。活動自体は続ける予定です。 洋食のねこや。 オフィス街に程近いちんけな商店街の一角にある、雑居ビルの地下1階。 午前11時から15//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全126部分)
  • 24602 user
  • 最終掲載日:2021/04/10 00:00
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 25774 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全206部分)
  • 29237 user
  • 最終掲載日:2021/01/03 12:00
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 25571 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 36136 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全588部分)
  • 30728 user
  • 最終掲載日:2021/02/12 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

❖オーバーラップノベルス様より書籍9巻まで発売中! 本編コミックは6巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は4巻まで発売中です!❖ 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全563部分)
  • 39590 user
  • 最終掲載日:2021/04/12 22:23
転生して田舎でスローライフをおくりたい

働き過ぎて気付けばトラックにひかれてしまう主人公、伊中雄二。 「あー、こんなに働くんじゃなかった。次はのんびり田舎で暮らすんだ……」そんな雄二の願いが通じたのか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全523部分)
  • 32989 user
  • 最終掲載日:2021/04/18 12:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍十巻ドラマCD付特装版 2021/04/30 発売予定!】  【書籍十巻 2021/04///

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全694部分)
  • 32038 user
  • 最終掲載日:2021/04/15 22:12
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~

◆◇ノベルス6巻 & コミック5巻 外伝1巻 発売中です◇◆ 通り魔から幼馴染の妹をかばうために刺され死んでしまった主人公、椎名和也はカイン・フォン・シルフォ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全228部分)
  • 28257 user
  • 最終掲載日:2021/01/21 00:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 30490 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* ヒーロー文庫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全179部分)
  • 25907 user
  • 最終掲載日:2021/02/10 22:59
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全658部分)
  • 23697 user
  • 最終掲載日:2021/04/14 17:26
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全198部分)
  • 23581 user
  • 最終掲載日:2021/04/12 03:47
人狼への転生、魔王の副官

人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。 元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全415部分)
  • 24390 user
  • 最終掲載日:2017/06/30 09:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全206部分)
  • 37223 user
  • 最終掲載日:2020/11/15 00:08
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版21巻+EX巻、コミカライズ版11巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全689部分)
  • 33119 user
  • 最終掲載日:2021/04/09 12:00
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

 勇者の加護を持つ少女と魔王が戦うファンタジー世界。その世界で、初期レベルだけが高い『導き手』の加護を持つレッドは、妹である勇者の初期パーティーとして戦ってきた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全176部分)
  • 23693 user
  • 最終掲載日:2020/12/02 18:21
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全297部分)
  • 25257 user
  • 最終掲載日:2021/04/10 00:00
境界迷宮と異界の魔術師

 主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2449部分)
  • 23587 user
  • 最終掲載日:2021/04/18 00:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全394部分)
  • 29282 user
  • 最終掲載日:2021/01/15 20:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全513部分)
  • 28920 user
  • 最終掲載日:2021/04/13 00:00