前代未聞、ネット右翼・極右VS自民、公明、立憲、国民、共産、社民の構図になった名古屋市長選挙。
テーマ:政治
11日に告示された名古屋市長選挙は、全国でも例がない、ネット右翼・極右に担がれた現職と、自民、公明、立憲、国民、共産、社民の国政政党6党が支援する、元自民党市議の事実上の一騎打ちという、前代未聞の構図になりましたが、それだけ今の日本でネット右翼・極右の勢力が拡大して、国政政党6党を敵に廻して、自民党や維新と組むことすらせずに、戦うほどの力を持ってきたということです。
リコール署名の不正も大問題ですが、元はネット右翼・極右があいちトリエンナーレの表現の不自由展その後を、嫌がらせや脅迫という手段を用いていったんは中止に追い込んだことにあります。
河村たかし氏はまともなポジションで政治家を続けたいのであれば、ガソリンを持って芸術展に押しかけてやるなどといった脅迫は論外だ、このような脅迫に屈することなく展示を続けるべきだと語るべきでした。ところが河村たかし氏は、「平和の少女像」の展示は日本人の心を踏みにじるものだから中止するべきだと言ったのです。
ネット右翼・極右勢力は、自分たちの主張を全面的に受け入れる市長が登場したので歓喜の声をあげ、河村たかし氏を自分たちの代表として押し立てる姿勢をとり、大村愛知県知事が表現の不自由展その後を再開させると、ネット右翼・極右の人たちと一緒に、あいちトリエンナーレの会場のひとつである愛知芸文センターの通路に座り込んで、騒ぎ立てるという市長とは思えない対応をしたのです。
その時点で、河村たかし氏がネット右翼・極右と組んで、表現の自由を制限する対応に踏み込んだわけで、国政政党の河村たかし氏に対する姿勢が問われるような事態になってきたのです。

極右団体の構成員と一緒に愛知芸文センターの通路で騒ぎたてる河村たかし氏。
リコール署名の不正も大問題ですが、元はネット右翼・極右があいちトリエンナーレの表現の不自由展その後を、嫌がらせや脅迫という手段を用いていったんは中止に追い込んだことにあります。
河村たかし氏はまともなポジションで政治家を続けたいのであれば、ガソリンを持って芸術展に押しかけてやるなどといった脅迫は論外だ、このような脅迫に屈することなく展示を続けるべきだと語るべきでした。ところが河村たかし氏は、「平和の少女像」の展示は日本人の心を踏みにじるものだから中止するべきだと言ったのです。
ネット右翼・極右勢力は、自分たちの主張を全面的に受け入れる市長が登場したので歓喜の声をあげ、河村たかし氏を自分たちの代表として押し立てる姿勢をとり、大村愛知県知事が表現の不自由展その後を再開させると、ネット右翼・極右の人たちと一緒に、あいちトリエンナーレの会場のひとつである愛知芸文センターの通路に座り込んで、騒ぎ立てるという市長とは思えない対応をしたのです。
その時点で、河村たかし氏がネット右翼・極右と組んで、表現の自由を制限する対応に踏み込んだわけで、国政政党の河村たかし氏に対する姿勢が問われるような事態になってきたのです。

極右団体の構成員と一緒に愛知芸文センターの通路で騒ぎたてる河村たかし氏。