理性的な話し方よりも大声の罵倒や誹謗中傷や悪態の方が効果があって、同調者も集まるのが日本の現実 | 夏炉冬扇の長袖者の尉のブログ

理性的な話し方よりも大声の罵倒や誹謗中傷や悪態の方が効果があって、同調者も集まるのが日本の現実

テーマ:ネトウヨ

 理解して欲しければ、穏やかな言い方にしたほうが得だと思うのに、なんであんな罵倒や罵詈雑言を言わなければならないの。
 
 今でもネトウヨのネット内の暴言や、街頭での極右団体のヘイトスピーチを見て、上のような意見を述べる人が今でもいます、知らないというのは怖ろしいもので、今の日本では穏やかな言い方で理解してもらうよりも、大声での罵倒や罵詈雑言や誹謗中傷の方が有効になってきているのです。

 ネトウヨや極右には自分たちの意見を理解してもらおうという気持ちはありません。ネトウヨの言論の基本は罵倒であり、罵倒で相手をビビらせて勝ちを取るものです。あいちトリエンナーレ、表現の不自由展を潰したときや、ハダシのゲンを図書館から追放したときは、罵倒による恫喝が成功しました。良い言葉遣いで小さな声で、丁寧な説明に終始していたから、このような戦果はあげられなかったはずです。

 街頭での罵倒戦術は、主権の会の西村修平氏に始まり、その弟子だった在特会の桜井誠氏に受け継がれましたが、敵と見做した相手に対して大声で徹底した主権の会の西村修平氏罵倒を繰り返す手法は、相手をビビらせて横車を押すのに有効であるばかりでなく、多数の支持者を得ることにも成功しました。

 今の日本で穏やかな言い方で理解してもらおうとしても、理解の輪は広がって行きません、激しい罵倒をやってそれを動画で流せば、それを歓迎する人たちが集まって来て支持の輪が広がっていくのです。

 ネットの中でも同じことで、冷静で穏やかな書き方をしていたら注目されず、罵詈雑言誹謗中傷を連ねて罵倒を激しくやったら注目を浴びて閲覧数も増える、これが末の世の日本の現実であり奇麗ごとなど通らない状態になってきています。