緊急事態宣言が解除された山形県寒河江市で、高齢者介護施設のクラスターが職員の家族に広がった。

新型コロナウイルスについて14日新たに、山形市で12人、寒河江市で2人、上山市と鶴岡市で1人ずつの計16人の感染が発表された。

このうち寒河江市の30代の男性会社員と男の子は、クラスターが発生した市内の高齢者介護施設「寒河江やすらぎの里」の職員の同居家族。この施設関連の感染者は家族を含め14人となりました。

また山形市と上山市の女性2人は、上山市の公立保育園の職員で、保育園は14日から臨時休園している。この保育園では、別の女性職員1人も感染し、4月8日に発表されている。

2桁の感染者の発表は28日連続で、山形県内の累計は1258人となった。現在入院しているのは92人、このうち重症は3人。宿泊療養は27人、在宅療養は118人、調整中が16人となっている。