和歌山地検は9日、新型コロナウイルス対策の持続化給付金を詐取したとして、詐欺罪で、和歌山市のリフォーム業北橋雅也容疑者(48)を起訴した。

北橋被告は、選挙管理委員会に自民党の支部として届けられている政治団体で、少なくとも2017年、19年、20年に代表をしていた。

起訴状によると、北橋被告と共謀者は20年6月24日、共謀者が、売り上げが減少した個人事業者であると偽って給付金を申請し、同月30日に共謀者名義の口座に100万円を振り込ませて、だまし取ったとしている。(共同)