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『ホームレス』との交流をつづった大阪市のPR記事が公開され炎上 炎上至った要素解説

『ホームレス』との交流をつづった大阪市のPR記事が公開され炎上 炎上至った要素解説

記事まとめ

  • 『ホームレス』との交流をつづった大阪市のPR記事が公開され、炎上している
  • 記事では、新今宮を訪れた女性ライターが、実際に起きた出来事をつづっているという
  • この記事が炎上に至った要素について、フリーライターが3つの点を指摘している

大阪市のPR記事が炎上、「ホームレス」をエモいコンテンツにする問題点

大阪市のPR記事が炎上、「ホームレス」をエモいコンテンツにする問題点

写真はイメージです Photo:PIXTA

大阪・新今宮で出会った「ホームレス」との交流をつづった大阪市のPR記事が炎上している。ホームレスにまつわるネット上の企画はこれまで何度か炎上を繰り返しているが、その理由は何だろうか。(フリーライター 鎌田和歌)

■noteで公開された記事が炎上、一体なぜ?

 炎上したのは、4月7日に公開された記事「ティファニーで朝食を。松のやで定食を。」。大阪の新今宮を訪れた女性ライターが、居酒屋や銭湯で出会った地域の人たちからおごってもらったり、シャンプーを借してもらったりして「借りができた分、貸しをつくる」というマイルールを作り、その後に出会ったホームレスの男性に定食やたばこをおごり、それを「デート」と表現する内容だ。フィクションではなく、実際に起きた出来事をつづったという。

 新今宮は西成区にあり、いわゆる「ドヤ街」の一角である。

 公開された直後は絶賛するコメントが多く、フォロワーの多い有名ライターや企業アカウントも「これは素晴らしいな~!!『大阪の良さ』みたいなものも詰まってる!」「記事を書くということは、生きるということなんだなぁ」「すごいものを読んだ。土地勘のある人なら読むことがほぼ映画になると思う」など感動をつづっていた。

 しかし、その後炎上した。炎上に至ったのはいくつかの要素がある。

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