最終更新: hitoshinka 2020年07月30日(木) 17:21:00履歴
2007年1月公開の日本映画。
フェミニスト達によって「実際には痴漢冤罪などないのにあるかのように悪影響を広めている罪深い映画」という冤罪を着せられている作品。
フェミニストによれば痴漢冤罪の危険性は都市伝説であり、性差別者がもてはやすフィクションの中だけのものである。現実に痴漢を疑われた場合は微物検査ですぐに冤罪が判明する(実際に微物検査によって冤罪が晴れたケースもあるが、逆に微物検査で何も検出されなかったにもかかわらず有罪になった事案も存在するため、確実な冤罪証明方法ではない)
現実の痴漢冤罪事件について書かれた本など幾らでもあるのであるが。
そもそも本作自体が、監督の周防正行が実在痴漢冤罪事件である「西部新宿線痴漢冤罪第1事件」に関心を持ち、日本の司法制度における被疑者保護の不十分さについて問題意識を持ったことから制作されたものである。
実在の痴漢冤罪についての資料:
用例:
フェミニスト達によって「実際には痴漢冤罪などないのにあるかのように悪影響を広めている罪深い映画」という冤罪を着せられている作品。
フェミニストによれば痴漢冤罪の危険性は都市伝説であり、性差別者がもてはやすフィクションの中だけのものである。現実に痴漢を疑われた場合は微物検査ですぐに冤罪が判明する(実際に微物検査によって冤罪が晴れたケースもあるが、逆に微物検査で何も検出されなかったにもかかわらず有罪になった事案も存在するため、確実な冤罪証明方法ではない)
現実の痴漢冤罪事件について書かれた本など幾らでもあるのであるが。
そもそも本作自体が、監督の周防正行が実在痴漢冤罪事件である「西部新宿線痴漢冤罪第1事件」に関心を持ち、日本の司法制度における被疑者保護の不十分さについて問題意識を持ったことから制作されたものである。
実在の痴漢冤罪についての資料:
用例:
このページへのコメント
ここの記述には事実に反するものが含まれています。
映画『それでもボクはやってない』が『フェミニスト達によって「実際には痴漢冤罪などないのにあるかのように悪影響を広めている罪深い映画」という冤罪を着せられている』と記述されていますが、事実ではありません。
これらの映画と冤罪にまつわる批判の要点は、本作が元々冤罪と司法制度全般への批判を取り上げたものであったにもかかわらず、痴漢冤罪の恐怖を取り上げた作品であるかのように解釈する人々がいるという点です。この議論に関しては以下の記事を参照してください。
・痴漢冤罪を知らしめた映画『それでもボクはやってない』が伝えたかったことは―wezz-y
なお、痴漢冤罪の証拠として複数の文献が挙げられていますが、犯罪を疑われたものが冤罪だと主張するのは当然なのでそれだけでは証拠になりません(もちろん裁判での有罪が真の有罪ではないという言い方もできますし、冤罪が実際にどれくらいあるか判然としない理由でもあります)。
加えて、フェミニストによる「痴漢冤罪批判」の主眼は「冤罪などない」ではなく「冤罪が強調されすぎ、痴漢の大半が冤罪であるかのように扱われている」などです。これに関しては以下の書籍を参照てください。
牧野雅子 (2019). 痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学 エトセトラブックス
ご意見ありがとうございます。参考にさせていただきます。