『Ceonsoyclopedlia』は、Censor(検閲)にまつわるEncyclopedlia(百科事典)です。旧称『表現規制用語集』。民主主義社会の根幹をなす最重要の「人権」である表現の自由――その規制・弾圧・バッシングにまつわる事例や用語について、あらゆる知識を保存伝達するためのサイトです。

 男性の陰茎と睾丸の総称。
 女性のバスト表現をフェミニストが【ミラーリング】する際に使われる器官。
 すなわち「おっぱいの形が出た服を着た女性のイラスト」のミラーリングとして「ペニス金玉の形がくっきり出た男性のイラスト」を想定し「そんなものが世間に沢山あったらどうする!不快だろう!」と鼻息を荒げるのである。
 この論理が第一に間違っているのは、そのようなイラストは単に需要が少ないから少ないだけであり、別に男性の「男性器を描かれない権利」が女性より厳重に守られているわけではないということである。描きたければそれはもちろん表現の自由で勝手に描けばいいし、事実マイナージャンルとしては成立している。
 また男性器は女性のバストの相同器官でもなんでもない。科学的に正しい陰茎の相同器官は陰核(クリトリス)、睾丸なら卵巣に当たる。ちなみに女性のバストの相同器官は当たり前ながら男性でも胸である。

 ではなぜ「女性のバスト」と「男性器」というずれたものをフェミニスト達は比べたがるのだろうか。
 それはフェミニスト達の目的が表現における「女性差別!」を訴えることだからである。

 もしバスト同士を比べて「女性はバストの形を露わにされた、こんな恥ずかしい絵で描かれている!」と言っても、女性の方が酷い扱いを受けているという話にならない。男性のバストは「服に浮き出た形状」どころか、そのものを露出させた絵で描かれているからである。
 では性器同士を比べると、今度は女性器・男性器とも規制の対象になっており、平等なのでこちらも女性差別を訴えることができない。

 そこで「隠されている男性器」と「形を露わにされた女性の胸」を恣意的に選んで対比することで、偽りの「女性差別」を作り出すのである。

 なお最近、この「ミラーリング」が一向に効果をもたらさないことに業を煮やしたフェミニスト達は「萌え絵における女性の巨乳描写は、男性の陰嚢を模したものだ」という珍説を発表し、さらなる失笑を買っている

 フェミニストの男性器に対する歪んだ見方については【男根のメタファー】も参照。

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