【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■怒鳴りまくりの人生
両津が問題を起こしたり仕事をサボったりする度に、部長は鬼のような形相で彼を怒鳴りつけます。しかし、怒られてもやめないのが両さん。大原部長は、両津を地面に埋めたり、派出所前に縛り付けて晒し者にしたり、様々な方法で両津に制裁を与えます。しかし、場合によっては両津の報復にあう事もあり、傍から見れば小学生のケンカと同レベル・・・。大原部長は怒りがマックスに達すると、鎧や兜などで武装し、両津を地の果てまで追いかけようとします。そんな部長の姿にはさすがの両津も怯え、必死になって逃走します。このような怒りっぽい面もまた、部長の味だと言えます。
■上司には弱い
両津にはとても厳しい部長ですが、他の部下や同僚たちには優しいです。両津と同僚である寺井には「両津と違って寺井は・・・」と褒める場面もあります。そして、部長が最も弱くなる時、それは上司との対面時です。特に葛飾区の署長である屯田署長には、両津と一緒になって怒られることも多々・・・。誤って葛飾署を爆破してしまったときには、両津と共に最果て所に左遷を命じられ、危うく命を落しかけました。しかし、決して仲が悪いわけではありません。両津と大原部長が実は仲良しであるように、屯田署長と大原部長もまた、上下関係を越えた信頼関係で結ばれています。