-
血色シャドウ&ラメが叶えるハッピーオーラ。
パーティなど晴れの席では、いつもとは違うリュクスなメイクで視線を集めたい。今回、メイクのお手並みを披露してくれるのは、3rdアルバム『SUPERMARKET』をリリースしたばかりの藤原さくら (Instagram @mammothsakura)。この連載も欠かさずチェック、実はコスメ好きな一面を持ち合わせている彼女には、アルバムの収録曲「Twilight」にちなんで、上品なラメを仕込んだ“洗練パーティメイク”を提案してもらうことに。「パーティでもライブでもそうですが、特別な日はやっぱり目もとをキラキラさせたくて(笑)。赤とオレンジのパウダーシャドウに、ピンクのラメシャドウを重ねて、まぶたに色と質感をプラスしてみました。ポイントは目の下にも赤いシャドウを入れたところ。下まぶたも主張することで、自然と瞳を大きく見えるんです」。チャームポイントのぷっくりとした唇は、シアー感のあるティントリップで、自然な血色とグロッシーなツヤをプラス。敏感肌なのでベースメイクは控えめに、日中用クリームと下地、ハイライターで素肌感を感じられるセミマット肌に仕上げたそう。「血色が欲しいのでチークも少し入れてますが、それも自然に色づくコーラルオレンジ。華やかなメイクといっても、肌まで気合いを入れると抜け感が損なわれるので、トータルのバランスはいつも気をつけていますね」
-
気合い十分のシャイニーな目もとも、ヨレてしまったら台無しに。アイシャドウをのせる前に、キャンメイクの下地を仕込んで色持ちをしっかりキープ。「今回メインで使ったアイシャドウは、セルヴォークのオレンジと赤。シアー感のある発色で、これを使うだけで流行り顔に仕上がります(笑)。アディクションのピンクはラメが気に入って購入。見た目よりも淡く発色するので、上品なキラキラ感が演出できておすすめ」。瞳を引き締めるため、目尻側1/3にレアナニのアイライナーをひいたり、マジョリカ マジョルカの繊維入りマスカラで、しっかりと上向きのまつげに仕上げたところもポイント。「リップはエチュードハウスのティントタイプを愛用。ぷるんと瑞々しいのに落ちにくく、コスパも申し分ないですね」
-
きちんと感と素肌感の“いいとこ”取りを。
目もとキラキラ、唇ぷるぷるの華やぎメイクは、コンディション抜群のベースメイクの上に成立するもの。素肌感が感じられる薄づきの肌に仕上げたら、ハイライターをところどころに仕込んで、マットとツヤのいいとこどりな肌に。「ファンデを使うと荒れやすいので、普段は日中用のクリームとパウダーのみで軽く仕上げることが多いですが、パーティなど改まった場では、オーガニックな化粧下地でトーンアップさせたり、ハイライターでツヤを足したりして、目元やリップの華やかさとバランスをとるようにしています」。きちんと感を演出しつつも、素肌の透明感は残す。これが洗練ベースメイクの秘訣なのかも!
-
「ベースメイクも重ねすぎると崩れやすいと最近気づいて。化粧水+カネボウの日中用クリームを塗るだけでも、メイクのヨレって十分防げるんですよね」。今日はそこに刺激の少ないナチュラグラッセの下地をプラス。光を集めたい目の下や頬骨、鼻筋、唇の上に、エトヴォスのハイライターを仕込ませて、ツヤもほんのり足したそう。「あまりテカりすぎると落ちつかないので、仕上げにスックのパウダーで少し抑えています。トムフォードのチークは、百貨店でタッチアップしてもらったときに購入。ピンクすぎない自然な色づきなので、パーティメイクとも相性が良いんです」
-
-
ヘアには、上品なツヤと質感をプラス。
ヘアスタイルはセンターで分けた清潔感のあるボブに。プロダクトのワックスを内側に揉み込み、シロのオイルでツヤを少し出して、無造作感を意識したところもポイント。きめ細かい美肌に見せかけて、実はかなりの敏感肌という彼女。ファンデーションに頼らないベースメイクを心がけているほか、ホルモンバランスを整えるためにハトムギのサプリメントを愛飲するなど、常に肌のコンディションには気を配っているそう。
-
プロダクトのワックスは、柑橘系の爽やかな香りとオーガニック仕様が気に入って購入。シロのオイルは重たくならず、適度なツヤと動きが出せるので重宝しているそう。「タムダオはスタイリストさんが使ってる香水がいい匂いで。聞いてみたらdypticだったので、お店に行って好きな匂いを買い集めてます。女性らしい香りというよりは、少しユニセックスな香りのほうが好みで。ほかにもマルジェラのレプリカとか、気に入っていたものをいくつか併用しています」
-
SAKURA’S RECIPE
・まぶたは暖色シャドウ&ラメで華やかに
・シアーなティントリップでぷるぷる感を
・ベースは透明感を残したセミマット肌に