iPhoneがjailbreak(脱獄)できるようになってから久しぶりにこの界隈に戻ってきたわけですが、いろいろと状況が変わってて情報を追うのに苦労しました。
そんな中とても便利なツールを見つけました。
今日はPCがあれば遠隔でded,IPAファイルがインストールできちゃう「Tweak Installer」の紹介です!
「Tweak Installer」ってなに?
jailbreakしているiPhoneに無線環境を利用してSSH通信でdebやIPAファイルをインストールできるソフトです。
SSHと呼ばれる強固なセキュリティで通信を行うので、安全にインストールすることができます。
jailbreakしていると脱獄アプリやIPAファイルをインストールしなくちゃいけない状況になることって多いですよね。そんな人にぴったりのソフトです。
「Tweak Installer」の使い方
ソフトの外見はこんな感じ。
「Tweak Installer」のダウンロード
ダウンロードは下記のリンクから可能です。
一番上の「latest.zip」を選びましょう。
「Tweak Installer」の使用条件
使用するためには下記の条件は必須です。
OpenSSHはすでに標準でインストールされているはずです。
アンインストールしてしまった人はインストールし直してください。
また、遠隔で操作するため、無線ルーターなどにWi-Fi接続しましょう。
「Tweak Installer」の初期設定
iPhoneのIPアドレスの調べ方
調べ方は簡単です。
設定アプリを開きWi-Fiを選択します。
接続しているWi-Fiがあるはずなので、インフォメーションマークをタップします。
次の画面で現在割り当てられているIPアドレスが見れます。
ここを「device ip」に入力します。
rootパスワードについて
ここにはrootパスワードを入力します。
デフォルトrootパスワードは「alpine」になっています。
そのままでは不正アクセスの可能性もありえますので、すぐにパスワードを変更する必要があります。
パスワードの変更方法は下記で解説しています。
debやIPAをインストールしてみよう!
初期設定がすんだら「Select Debs, Zips and IPAs」という場所をクリックして、インストールしたいファイルをを選びます。
選んでも外見に変化がないので、選ばれているか不安ですがきちんと選択されているので大丈夫です。
そのまま「Install」ボタンをクリックしましょう。
うまくいくと右側のウィンドウにログが表示され、最後に端末がリスプリングされインストール完了です。
他にもいろいろ・・・
他にも遠隔で端末のリスプリングやUicacheができ、更にはTerminalにも接続することができます。
Terminalアプリの「NewTerm 2」を使いたくない人はこっちでパスワードを変更しても良いかもしれませんね。
まとめ:OpenSSHはすごかった!
以前はセキュリティの問題から毛嫌いしていたOpenSSHでしたが、端末をケーブルで接続することなくファイルのやり取りができてしまうのには感動しました。
しかも遠隔でリスプリング、遠隔でTerminal・・・とハッカー気分が味わえます。
便利ですが、セキュリティ対策は万全に!
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