先に忠告したいのですが、今回は真っ黒い感情をストレートに表現するゆえ閲覧注意です。
決して楽しい内容ではありませんし、書いている私自身ですら思い出すのも辛いほどです。
それでも良い方は続きをどうぞ。
私がこのゲームを始めたころ、設立したてのLSに参加しました。
その頃のマスターさんも初心者で、進行状況もおんなじくらい。
とても魅力的なロドスト募集でフィーリングで即応募したぐらい印象にのこっています。
ほとんど毎日、そのLSのメンバーと遊んでいました。
「ねこさんにはいつも感謝してるよ」
そんな言葉をメンバーからかけられ、私も同じように返したりしていました。
むしろこんな私と遊んでくれて申し訳ないぐらいの気持ちでした。
どんな感謝の言葉を尽くしても足りないほど、私は彼ら彼女らとの時間がかけがえなく、途方もない価値あるものになっていました。いつしかこのLSが人生の一部といっても過言でないくらい、大切なものになっていました。
LSでの生活から1年半ほどの月日が経ち、マスターやメンバーから次の言葉を宣言されました。
「あなたはもうここに戻ってくるな」
「許さない」
「あなたは病気です」
「がっかりした」
そうして、私はLSを追い出されました。
その後メンバーの何人かとは継続して遊んでいたのですが、LSを追放されたことで精神が限界を迎えてしまった、と赤裸々に話したところ、全員からBLに入れられました。
その後誰からも話しかけられることはなく、私は鬱病を発症。
今でも後遺症が残っていて、まともに生活することもままならなくなりました。
追放される幾日か前に、別のLSに入っていて交流もあったため、FF自体は少し続けられました。
こちらのLSでは、私はマスコットのような立場でみんなの中心にいさせてもらえました。みんなに笑わせてもらい、私もみんなを楽しませようとLSの悲しみを無理矢理隠しながら明るくふるまっていました。そのかいあってか、彼らとはとても仲良くなれました。今でも友達です。
ですが、最終的には重度の鬱病に発展し、キャラを消すことになりました。
どうして私が追放されてしまったのか。
それは一人のメンバーとの軋轢でした。
仮にAさんとしましょう。
Aさんは良く私の話を聞いてくださいました。
悩みを打ち明けた私に解決法を提案してくれたり、FCへ誘ったりと、いろいろ尽力してくれました。
しかし、時間がたつにつれ、無視されたり突き放したりすることが多くなりました。
しまいには私を意図的としか思えない状況で省いて皆で遊びにいったりするようになりました。
このような扱いは初めてだったため、痛く傷つきました。ショックでした。
何か傷つけるようなことをしてしまったのかと思い返してみましたが、あいにく一つとして思い当たりませんでした。
さらに時間が経ち、悩み相談で打ち明けた「私が一番してほしくないこと」をされるようになりました。
ここまでくると、さすがに私自身が何かしてしまったのだと、焦るようになりました。
ですが、自分一人では何も思いつきません。
かなり迷いましたが、FCのマスターやサブマスターに相談、もとい助けを求めました。
とある人からひどい扱いを受けているのだけれど、私は何かしてしまったのかと。
すると二人は納得したような様子で話してくれました。
「過去にも同じようなことがあった。たぶんねこちゃんの言うとある人がAさんだったらだけど」
よくよく話を聞くと、過去にも同じような目にあい引退してしまった人がいたのだとか。
マスターもぞんざいな扱いをされていた時期があったらしく、私の心の痛みに共感してくださいました。サブマスターさんも、身内が何人か傷つけられていることに怒っている様子でした。
そこから三人で相談内容を超えていろいろ共有をしました。暗い話題もありましたが、後半はみんなでこうしたいとか、こんなFCにしていきたいとか、運営側としての悩みとか、個人的に絶いけるくらいまで頑張りたいとか、そんな話をして時間が過ぎていきました。
とても救われました。初めのほうは相談ということで気を使われてはいたと思いますが、話が盛り上がってからは心から楽しめていただいたように思います。
私は確信しました。
Aさんはきっとそういう性格の人なのだろうと。
なるべく関わらないことを選択しようと思いました。
下手に反撃をしても、同じように「引退」に追い込まれてしまうかもしれない。
触らぬ神に祟りなし。すぐ、というわけではありませんがマスターさんとサブマスターさんにFCを脱退する旨を打ち明けました。二人とも納得した様子で自然に脱退できるよう便宜してくださいました。
そしていつものように、私が愛しているLSに気兼ねなく参加できるようになり私の平穏は戻りました。
そんなハッピーエンドで終わるわけもなく、事件がおきます。
私が所属していたLSに、Aさんが入ってきました。
Aさんがエタバンした相手が、たまたま私のLSに所属していたのです。
動機が止まりませんでした。もともとLSメンバーともAさんは仲が良かったのですが、まさか入ってくるなどとは夢にも思いませんでした。
そこからはすごく肩身の狭い思いをする日々が始まりました。
そしてあれよあれよという間に、私を省くような現象がまた起こり始めたのです。
これはまずいと、思いました。
マスターを含めて何人かに説明をしました。
「私、Aさんにひどい目にあわされたんです。ですからちょっと気を付けたほうがいいかも」と。
この訴えは「ねこさんの思い込み」だと処理されることになります。
なぜなら、私以外のメンバーはみるみるうちにAさんと仲良くなっていくからです。
私はどんどん悪感情がたまっていくばかりでした。
FCからは抜けることで接点を消すことができる。
でもLSはずっと一緒に仲良くやってきた、私の人生の一部です。
抜けることはまず考えられませんでした。
なら、私もAさんを迎え入れるしかないのか・・・と、我慢するしかないことに気づきました。
ゲームが楽しくありませんでした。
辛いばかりでした。
私抜きでコンテンツにいくような話がたくさん耳に入ってくるようになりました。
そしてそのお誘いがひとつも私にきていないことに、次第に気づくようになってしまいました。
いつか私は
独りになっていました。
Aさんはとてもコミュニケーション能力に優れていたんだと思います。
人の懐に入り、その人が一番欲しい言葉をかけることができる。
そんな能力があったのだと、教えてくれた人がいました。
しかし私には、一番言ってほしくない言葉をかけ、一番私が傷つく態度を連日とられました。
きっと、わざとなのでしょう。
信じたくはありませんでしたが、だんだんそう確信していきました。
私は疲弊し、このころから別のLSに入りました。もちろん掛け持ちです。一年以上一緒に遊んできたLSを簡単には抜けられません。Aさんには「ここが私の一番大切な場所だ」と、打ち明けていました。
なのに、Aさんは私のいたLSに入ってきて、そしてFCのころと同じような扱いを私にしました。
心がすさんでいき、思うように動けない私。
水を得た魚のように自由にふるまいメンバーたちの信用を勝ち取っていくAさん。
メンバーから見ても私の様子はおかしくうつったようで、私もストレスから発言が少しづつ過激になっていってしまいました。いつからか私の信用は地の底に落ちていったように思います。
そんな状態で、メンバーに打ち明けられようはずもありません。私がどうやっても悪者になってしまうのですから。
上手だと思いました。Aさんのような人がこうして邪魔者を排除していくのだと。
ですが、そんな中でも私の話を聞いてくれたメンバーさんがいました。
仮にBさんとしましょう。
私とAさんが話す機会を作ってくれると。
それで公平に判断しようと。
感謝してもしたりませんでした。そうして約束の日になりました。
私とAさんだけではトラブルになると、メンバーもほとんど立ち会うことになりました。
私は素直に思ったことされたことを吐き出しました。
私の辛さや苦しみが、いつも遊んでいたメンバーに伝われと。
そしていつかのように、気兼ねなく一緒に遊んでほしいと。
むしろAさんの良心にかけて、すべて否定してほしかった。
最善の未来をつかみ取りたかった。
ですがAさんの立ち回りは、やはりうまかったのです。
「あなたがそう思うのならそうなんじゃない?」
「ごめんね、皆をこんなことに巻き込んでしまって・・・」
私のいうことを否定せず、そしてなぜかAさんは集まったメンバーへ、まるで私の保護者であるかのように謝罪しました。
どうしてAさんがみんなに謝罪をするのか心底わかりませんでした。
いえ、嘘です。わかります。そうすることで、私を完全に悪者にすることができるからです。
そして冒頭へ戻ります。
「あなたはもうここに戻ってくるな」
「許さない」
「あなたは病気です」
「がっかりした」
こんな言葉もありました。
「人を傷つけて何がしたいのか」
立ち合いの場を用意してくれたBさんは
「絶対に許さない」
と私に言いました。
公平とはなんだったのでしょうか。もはや私の頭は真っ白になりました。
もうAさんによって外堀は完全に埋まっていたのです。
こうして私は1年と半分、一緒に過ごしていたメンバーから、見捨てられました。
そのころ、メンバーの幾人かとは固定を組んでいました。
私はLSから追い出された立場、固定のメンバーはまだLSに在籍している状況です。
苦しかった。怪訝な目で見られながら固定を続けるのは、私には耐えられませんでした。
精神を完全に病んだ私は、支離滅裂な発言が増え始めました。
しかし、それで固定活動をめちゃくちゃにしてはならない。
固定の脱退を切り出しました。
「今抜けたら、ねこさんのことが信用できなくなります」
「抜けた後のことを考えましょう」
「正直、そんな提案をされるのはがっかり」
そんな言葉がかえってきました。
抜けるに抜けられませんでした。
無理したまま固定を続けました。
だれも私の精神状態など気にも留めていませんでした。
全員、固定や自分の都合だけで考えているようでした。
うつの症状はひどくなり、仕事や生活にも影響がでてきました。
それから3回目の脱退を切り出し、ようやく抜けさせてもらいました。
直後に全員からBLにいられました。
心が死ぬってこういう瞬間をいうんだと思いました。
一年半の付き合いは、まやかしだったのでしょうか。
私が、仲がよかったと思い込んでいただけなのでしょうか。
私がすべて悪かったのでしょうか。
ただただAさんを憎みました。しかしAさんを憎めば憎むほど、LSのことを否定してしまう気がしてきて、憎みきることができませんでした。
Discordでのつながりはかろうじてあったため「一度謝る機会がほしい」と懇願しました。
その願いは完全に無視され「病院行け」と言われました。
はきました。ベッドで発狂しました。人間が心底信じられない気持ちになりました。
なんとか悪感情を隠し、別に所属していたLSでは、私は楽しく過ごしていました。
楽しく過ごしているふりをしました。心はボロボロでした。
そして私はなにもかも限界に達して、キャラを消しました。
もちろん、そのころ交流のあった方にはキチンと説明をしてキャラデリをしました。
私が一年半いたLSの人には、全員からBLされていたので連絡できませんでした。
病気がましになったころ、友人からのエタバンの知らせを聞きつけ、私はこの世界に戻ってきました。
なんの因果か、こんな私が今ではLSマスターをやらせてもらっています。
こんなやつです↓
共に成長していくCWLS 〜team IDOBATA〜 のメンバー募集【初心者歓迎】
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/33289428/blog/4622898/
私のような被害者は二度とださない。
そう誓ってこのLSを運営しようと思っています。
みなが楽しく、みなが傷つかない。そんなただの理想を形にすべく、頑張っています。
でも、おかげでとても楽しいです。
こんな私についてきてくださる方がいるんですもの。
感謝してもしきれません。いつもありがとうって思っています。涙がでそうです。
以上、私の昔話でございました。
適当に聞き流していただければ幸いです。
ではでは。