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コロナ療養後の自宅待機要請せず 濃厚接触の未就学児、陽性判明

コロナ療養後の自宅待機要請せず 濃厚接触の未就学児、陽性判明

未就学児陽性 宮城県が謝罪

コロナ療養後の自宅待機要請せず 濃厚接触の未就学児、陽性判明

国立感染症研究所が分離した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真=同研究所提供

 宮城県は14日、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者だった未就学児の健康観察期間を誤って早く終了したと発表した。未就学児は健康観察期間中に保育施設を利用した後、陽性が判明した。県は患者と施設側に謝罪し、施設に通う子どもと職員のPCR検査を行う。

 県によると、3月24日、感染した親が宿泊療養施設に入所する際、同居する未就学児を親族などに預けられず一緒にホテルに入所した。未就学児は療養期間を終えた親とともに同31日に退所。濃厚接触者にあたるため、4月14日まで2週間の自宅待機とすべきだったが、保健所のミスで要請しなかった。退所した翌日の4月1日から施設に通い、14日に陽性が判明したという。県疾病・感染症対策課の高橋寿久課長は「陽性者を1人で隔離するのが原則だが、今回は保健所の判断で同伴を許可した。異例の対応にミスが重なり、関係者に多大な迷惑をかけた」と謝罪した。【神内亜実】

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