島田紳助の枕営業強要をインスタライブで暴露し、出川哲郎も巻き込み話題となっているマリエ。今回の騒動を調べていくと、マリエには今どうしても注目されたい事情があったようです。
それは、もうすぐ予定されている本の出版。
どうしても本が売れてほしいマリエの裏事情を深堀しました。
マリエ本の出版は5月初旬!
インスタライブでの島田紳助と出川哲郎などの取り巻きから受けた、性接待の強要を暴露したマリエは、インスタライブから約1か月ほど前の3月初め、三越伊勢丹のバイヤー寺澤真理氏と対談しています。
その対談は、マリエが現在軸としている活動の、サステナブルにこだわっているファッションブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカル マリエ デマレ)」の話を中心に行われました。
※サステナブルとは“持続可能な”といった意味で、サステナブルファッションやサステナブルフードといったように、自然環境を意識して生産された食べ物だったり製品に使われる。
しかし対談の終盤になると突然寺澤真理氏は、マリエの本の出版について話を持っていきます。
寺澤: すごい追いかけていますよね、私(笑)。ずっと家で聞いていました。さらに興味があるのが、本を出されるって。もう細かいところとか決まられているんですか?
マリエ: タイトルとかはまだ決まっていないんですけど、自分がどうして今の活動しているのかとか、好きなことに出会う大切さだったりとか。女性が日本で起業する大変さをどう切り抜けていけばいいのかっていうウーマンエンパワーメント的なこと。
あとは、メンタルヘルスだったりとか。体調を崩していた経緯があったので、どうそれを自分で治していくかっていうヒントがすごく詰まった本になると思っています。寺澤: 今絶賛まとめ中?
マリエ: そうです!
寺澤: 今苦しそうな顔をされてらっしゃいましたね(笑)。いつ頃ですか?
マリエ: うまく行けば4月末だったり、5月頭っていう感じですけど。かなり衝撃的な内容がたくさん入っているんじゃないかなと……。女の子の生きるヒントになったらいいなって。女の子じゃなくても。
この対談は動画でも見ることができます。
マリエは本の出版の時期について、4月末から5月くらいの間に予定していると説明し、内容については“自分がどうして今の活動をしているのか”そして“かなり衝撃的な内容”と宣伝しています。
もしかしたら、今騒がれている暴露騒動についても詳しく書かれているのかもしれません。
対談が公開されたのが3月3日、インスタの暴露が4月4日、そして本の出版は4月末から5月とのこと。なんとなく5月5日ではないかと勘繰ってしまいます。
マリエ本の出版で借金返済
過去に女性自身が報じたところによると、マリエが自動車オイル輸入代理店社長の父のおかげでセレブ生活をできていたのは2007年頃まで。そのころ父親の会社は不渡りを出してしまい休眠状態になっていたそうで、結局2015年には会社は解散してしまったとのこと。
今マリエが住んでいる家は、父が役員を務める会社の名義だったものを、2009年にマリエが6500万円もの彼女名義の借金をして買い取っています。
当時のマリエは、島田紳助からの性接待を断ってしまったことが原因なのかは定かではありませんが、それほど仕事がなかった頃。そんなマリエが6500万円もの借金の返済をすることは厳しいはずで、一緒に暮らしヘアサロンを切り盛りしていた母親も負担していたことでしょう。
マリエが2011年の東日本大震災のとき、世間の“セレブであれば募金しろ”との声に切れ、
「くだらね。世の中チャリティー産業かよ」
「いろんなところから募金です、金くださいって連絡が絶えなくて困ってんだよ」
とつい言ってしまったのも、本当は借金に苦しんでいたマリエのそんな裏事情が原因だったようです。
結果的にはその暴言のせいで芸能界から干され、海外へ留学という形で逃げるわけですが、収入があるわけもなく、貯金を切り崩し母親の援助を受けて暮らす毎日。2013年10月には税金滞納で自宅を一時差し押さえられる事態も起きています。
マリエといえば、自動車オイル輸入代理店社長を父に持つセレブタレント。自宅はニース、パリ、ロスと都内に2軒。自家用ヘリとクルーザーまで所有していると言われていた。だが07年には、父の会社が01年に不渡り事故を起こし休眠状態になっていると報じられている。本誌が調べたところ、その会社は今年の1月20日に解散していた。
また一家が暮らす自宅の不動産登記をみると、度重なる借金と返済のあとが。元は父が役員を務める別会社名義だったが、’09年にマリエが買い取っている。6500万円もの彼女名義の借金、そして’13年10月には税金滞納で一時差し押さえられる事態も起きていた。
引用:女性自身
そのような苦しい状況にもかかわらずマリエは、2015年に自身が社長を務める会社「株式会社 HELL OF HEAVEN」を設立。そして2017年には先述した自身のブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS」を立ち上げます。
マリエのブランドでは、生地メーカーの老舗「エイガールズ(A-GIRL’S)」や小野莫大小工業、ニューヨークのプリント工場「ルックステュディオ(LQQK STUDIO)」やイタリア「ラッカーニ(Lanfranchi)」社のファスナーといった国内外の屈指のメーカーやファクトリーと協業していることからもわかる通り、とてもお金を掛けて洋服を作っています。
当然大きな額の融資を受けて始めているはずですが、自宅の借金もあるマリエにとっては人生をかけた挑戦でした。
ところが、芸能人ブランドとして一番の成功事例と言われていた梨花の「MAISON DE REEFUR(メゾン ド リーファー)」も2019年に全店閉店を余儀なくされるほどのアパレル不況時代。さらに業界に降りかかったコロナの影響による苦境。
マリエの「PASCAL MARIE DESMARAIS」も、かなり厳しい状況であることは安易に想像できます。
「炎上商法は動画の男が考案」出川を利用し借金返済
何としても今の苦境を乗り越え「PASCAL MARIE DESMARAIS」を成功させたいマリエ。どうにか会社を維持させるために考え付いた資金調達方法が暴露本の出版。
そして暴露本の目玉に選んだのが島田紳助の枕営業強要話だったのではないでしょうか。
ただ島田紳助はすでに芸能界から去った男なので大した話題にもならない、そこで出川哲郎の名前を出して話題集めに利用したと。
マリエの暴露動画の脇で必死に煽る男に不快感と違和感を感じていましたが、そう考えると合点がいきます。あの男が今回の炎上商法を考え付いた張本人で、話を何とか大げさにしたかったのでしょう。
無理やり枕営業をやらされていたのなら15年前のことを根に持っていたとしても理解できますが、マリエは断っています。そんな話にいつまでもこだわっているとは考えられませんし、出川哲郎がCMに出ていたからと言って「マジで許せない」なんて思うのもちょっとおかしい。
5月に発売される本の帯には「あの事件」とか「告発」なんて入れて、今回の暴露騒動の振りが活きるような煽りを入れてくるのではないでしょうか。
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