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本当にあった恐怖の神隠し事件 1997年6月13日三重県明和町少女行方不明事件

  • 社会 | 週刊実話2020年01月07日 22時30分
 1997年6月13日午後8時頃、三重県明和町に住む女子高生・北山結子さん(当時17歳)が忽然と姿を消した。塾で採点のアルバイトを終え、迎えに来た母親と一緒に塾を出たが、この日は「友人の家に行く」ということで、塾から少し離れた五叉路で母親の車と別れていた。だが、それっきり消息を断ってしまったのだ。

 それから1カ月後、結子さんのポケベルを持っていた男(46)が逮捕された。男は結子さんの友人に連絡を取り、「会いたい」などと連絡。友人から通報を受けた警察が逆探知で割り出し、公衆電話にいた男を逮捕したのだ。

 ところが、男は完黙を貫いた。それもそのはず、その男は強姦や強盗などで逮捕され、懲役12年の刑に服して出所したばかりの人物だったのである。しかもその手口というのが、自転車に乗っている女性に体当たりし、強姦して金を奪うというものだった。さらに家宅捜索では、結子さんのものと思われるハンカチまでが出てきている。状況証拠は真っ黒だ。なのに男は何も喋らない…。ついに拘留期限を迎え、「このまま起訴しても無罪になる可能性が高い」ということで、釈放されてしまったのである。

 警察は「今もマークを解いていない」と言うが、事件発生から22年になる。失踪ではなく、明らかに事件。なのに未解決という歯がゆさ…。結子さんは今、どこにいるのだろうか。

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