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英政府、海外渡航再開へコロナ対策の枠組み発表

 4月8日 英政府は海外渡航を5月17日に再開できるかどうかを5月初旬に判断すると明らかにした。写真は1月16日、ロンドンのヒースロー空港で撮影(2021年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 8日 ロイター] - 英政府は8日、海外渡航を5月17日に再開できるかどうかを5月初旬に判断すると明らかにした。新型コロナ感染のリスク度合いで各国を色分けする制度も導入するほか、渡航時にワクチンの接種履歴を証明する「ワクチンパスポート」導入に向けた作業も進めている。

シャップス運輸相は「きょう発表された枠組みは、安全かつ持続的に旅行を再開することを可能にし、ワクチン接種で得られた成果を確実に維持し、海外渡航再開の際に旅行者と業界に安心感を与える」と説明した。

人口当たりのワクチン接種率や感染率などに基づき国ごとに新型コロナのリスク度を色分けし、それに応じて入国時の隔離やウイルス検査などの対策を決定する。

夏の旅行シーズンを前に、航空会社や旅行代理店などは、渡航時のコロナ対策の具体的なルールを定めるよう政府に求めていた。

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