都内の変異株の発生割合
都内の変異株の発生割合(東京都健康安全研究センターによる調査)
新型コロナウイルス変異株の都内での発生動向を把握するため、東京都健康安全研究センター(以下、「都健安研」という)では、N501Y変異株だけでなく、E484K単独変異株の検査も行っています。変異株の広がり状況をいち早く捉え、効果的な対応につなげていきます。
【参考】都内のN501Y変異株スクリーニングの実施状況(PDF:552KB)
<N501Y変異株>
主にイギリス株、南アフリカ株、ブラジル株の3つをいいます。それらは、共通してN501Y変異をもっていますが、イギリス株以外についてはE484K変異も伴っています。
N501Y変異株は、感染力や病原性、免疫逃避能が従来の株よりも高いといわれています。
<E484K変異単独変異株>
N501Y変異を持たず、E484K変異のみをもつ株のことをいいます。
都健安研では、コロナ陽性かつN501Y陰性の検体をスクリーニングにかけ、E484K陽性だったものを指しています。
新型コロナウイルス変異株の比較
※1 Kathy Leung. et al. Early transmissibility assessment of the N501Y mutant strains of SARS-CoV-2 in the United Kingdom. October to November 2020. EuroSurveill.2021 Jan;26(1):2002106
※2 Robert Challen. et al. Risk of mortality in patients infected with SARS-CoV-2 variant of concern 202012/1:matched cohort study. BMJ 2021 :372 :n579.
※3Pearson CAB. et al. Estimates of severity and transmissibility of novel South Africa SARS-CoV-2 variant 501Y.V2.
※4ECDC. Risk related to the spread of new SARS-CoV-2variants of concern in the EU/EEA - first update.Retrieved 2 February 2021.
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