再エネ系新電力の経営を一気通貫にサポート、みんな電力が支援サービスを本格展開
みんな電力は2020年6月から、再生可能エネルギーに特化した新電力支援サービス「まいける」を本格展開する。エネルギーの地産地消などを目指す新電力に対し、事業の立ち上げから電源融通、需給管理など、事業運営に必要なサポートを一気通貫に提供する。
電力自由化以降、全国各地でエネルギーの地産地消を目指す、コミュニティ型の新電力が登場した。ただ現在では、大手事業者との価格競争が激化するなど市場環境の変化を受け、経営難におちいるケースも増えている。また、電源調達に関する知見やノウハウが集まらず、設立目的であったエネルギーの地産地消に向けた取り組みを推進できない――といった課題を抱える新電力も多いという。
こうした経営課題に対して、外部のコンサルティングや需給管理のアウトソーシングの利用を検討するケースもあるが、「エネルギーの地産地消を推進したいというビジョンを共有できなかったり、代行費用の高さからアウトソーシングの利用を断念せざるを得ないという声も多い」(みんな電力 ソリューション営業部 マネージャー 柿木景太氏)という。
再エネ特化型の新電力を“毎日助ける”
みんな電力がこうした課題を抱える新電力に向けて展開するのが、再エネ特化型の新電力支援サービス「まいける」だ。同社の再エネ調達力や、新電力経営のノウハウなどを生かし、再エネに強い電力融通、ITシステムの提供、需給管理業務の代行など、各種の事業支援やコンサルティングを提供する。
2020年7月5日 カテゴリー: 未分類