実質100%再エネで生活可能に、オール電化向け太陽光×電力供給プラン登場

長州産業の太陽光パネルと蓄電池 出典:長州産業

 みんな電力と長州産業は2020年7月17日、オール電化住宅を対象に、自宅で利用する電力を100%再生可能エネルギー由来にできる電力プランを共同開発したと発表した。まずは東京エリアで提供を開始し、順次販売エリアを拡大していく方針だ。  このプランでは、長州産業が製造・販売を手掛ける太陽光パネルおよび蓄電池と、みんな電力が新設するオール電化住宅に対応した電気料金プラン「CICフレンズプラン」をセットで販売する。  日中は蓄電池を活用して、太陽光パネルで発電した電力を最大限自家消費する。発電量の予測および蓄電池の充放電制御には、NTTスマイルエナジーの「ちくでんエコめがね」を活用する。  この際に、太陽光発電でまかないきれない分の電力をみんな電力がCICフレンズプランとして供給する。CICフレンズプランは再生可能エネルギー電源由来や、非化石証書を組み合わせた電力のみを使い、実質的に再生可能エネルギー100%由来の電力を供給する。このプランと太陽光発電による自家消費を組み合わせることで、実質的に再生可能エネルギー由来100%の電力で生活を送れるというサービスだ。  CICフレンズプランは使用量に応じ、3段階で料金が変動する。関東エリアの場合、月の使用電力量が250kWh(キロワット時)までは5800円、251~450kWhまでは9800円、451~600kWhまでは1万2800円、以降は1kWh当たり23.5円の従量課金となる。時間帯による料金単価の変動が無いのが特徴だ。  両社は今後、2021年6月までに1万戸への導入を目指す。提供エリアについては今後、2020年8月に中部エリア、関西エリア、九州エリアに拡大、同年10月に東北エリア、中国エリア、四国エリアに広げる計画だ。

 

2020年7月22日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

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