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大阪港湾局の市職員7人が歓迎会、2人感染…市長「ルール守らないと説得力欠ける」

大阪港湾局の市職員7人が歓迎会、2人感染…市長「ルール守らないと説得力欠ける」

大阪港湾局歓迎会で市長陳謝

大阪港湾局の市職員7人が歓迎会、2人感染…市長「ルール守らないと説得力欠ける」

大阪市役所

 大阪府と大阪市の共同部署「大阪港湾局」は11日、市職員7人が1日に歓迎会を開催し、うち2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。松井一郎市長は12日、市役所で記者団に対し、「(多人数での飲食の)自粛をお願いしている立場の人間がルールを守らないと説得力に欠ける。府民、市民に申し訳ない」と陳謝した。

 同局によると、7人は20~30歳代の男女で、1日夜、大阪市内の居酒屋で歓迎会を開き、2時間にわたって飲食した。このうち5人は、会食時にマスクを外していたという。

 参加した女性職員が帰宅後、発熱し、2日に感染が判明。別の女性職員も10日に陽性が確認された。

 府や大阪市は、感染防止策として「4人以下でのマスク会食の徹底」などを呼びかけているが、会食した職員の感染が相次いで判明している。

 市高齢施設課の職員9人が3月26日夜に市内の焼き肉店で送別会を開き、2人の感染がわかったほか、府大阪自動車税事務所の職員計14人が3月末、送別会を7人ずつの二つのグループで開き、7人の感染が判明した。

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