シャープが容量9.5kWhの蓄電池、太陽光の自家消費率を表示可能に

シャープは2020年12月7日、住宅用クラウド蓄電池システムの新製品「JH-WBPD9360」を2020年1月20日に発売すると発表した。9.5kWh(キロワット時)の大容量が特徴の製品で、システム一式の希望小売価格は374万円(税込)

シャープは2020年12月7日、住宅用クラウド蓄電池システムの新製品「JH-WBPD9360」を2020年1月20日に発売すると発表した。9.5kWh(キロワット時)の大容量が特徴の製品で、システム一式の希望小売価格は374万円(税込)。

新製品の蓄電池(下)、蓄電池連携型パワーコンディショナー(右上)、蓄電池用コンバーター(左上)の設置イメージ 出典:シャープ

 新製品は底面にネジ穴を設けない設計を採用。これにより地上高500mmまでの水位に対し、水が浸入しにくい構造とした。万が一周囲が浸水しても、本体内部への水の浸入による故障リスクを低減する構造になっているという。

 また、システムの稼働状況を見ることができるマルチエネルギーモニターに、太陽光発電システムの発電量や自宅の消費電力量を確認できる機能の他、自家消費率の表示機能を新たに搭載。停電発生時には、現在の蓄電池残量と消費電力量から、継続して電気を使用できる「めやす時間」も表示できる。

マルチエネルギーモニターの表示イメージ 出典:シャープ

 蓄電池本体の外形寸法は560×470×685mmで本体重量は120kg。専用のパワーコンディショナーやコンバータは別途設置するシステム構成となっており、外形寸法と重量はそれぞれ666×201×429mmと27kg、337×147×429mmと8.5kg。

 シャープでは月産生産台数目標は1000台を目指す方針だ。

 

2020年12月8日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

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