集合住宅に置ける家庭用蓄電池、太陽光や系統連係も可能な小型モデル登場

住友電工は2021年2月26日、小型モデルの家庭用蓄電池システム「POWER DEPO ?」の販売を開始すると発表した。太陽光発電や系統との連系が可能なモデルのリチウムイオン電池で、小型かつ軽量の特性を生かし、マンションなどの集合住宅にも置けるのが特徴だという。

住友電工は2021年2月26日、小型モデルの家庭用蓄電池システム「POWER DEPO ?」の販売を開始すると発表した。太陽光発電や系統との連系が可能なモデルのリチウムイオン電池で、小型かつ軽量の特性を生かし、マンションなどの集合住宅にも置けるのが特徴だという。

 新製品は蓄電容量3.3kWhで、2台設置にも対応。外形寸法は550×275×760mmで、筐体のスリム化と冷却ファンレス化により、設置に必要な最小スペースを従来モデルと比較し、幅と奥行きとも約30%削減している。本体重量は約52.5kgでこちらは同5%の軽量化に成功した。

新製品のシステム構成例 出典:住友電工

 定格出力は系統連係時1000VA(2台では2000VA)で、約3時間の出力が可能。独立時の定格出力は1500VAで、出力可能時間は2時間となっている。動作温度範囲はマイナス10℃~40℃に対応し、屋内に加え屋外にも対応する(塩害地域など一部対象外エリアを除く)。

新製品のスペック表 出典:住友電工

 台風などの予測可能な停電に備え、簡単なボタン操作で充電を開始できる機能なども搭載する他、無料で稼働状況の見守りおよび故障時の対応サービスも提供する。

 

2021年3月2日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

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