容量154kWhの産業用蓄電池、ネクストエナジーが「従来比3~5割安い価格」で

ネクストエナジー・アンド・リソースが、新たに産業向け蓄電システムを開発し、同年5月12日から販売を開始すると発表。工場や商業施設などにおける太陽光発電の自家消費に最適なモデルで、従来の蓄電池よりkWh当たり3~5割程度価格を下げられるという。

ネクストエナジー・アンド・リソースは2021年3月2日、新たに産業向け蓄電システムを開発し、同年5月12日から販売を開始すると発表した。工場や商業施設などにおける太陽光発電の自家消費に最適なモデルだという。

新製品の産業用蓄電池「REVOLZA(レボルザ)」 出典:ネクストエナジー・アンド・リソース

 新製品の名称は「REVOLZA(レボルザ)」。リン酸鉄を採用するリチウムイオン電池で、1台当たりの蓄電容量は154kWh、定格出力は50kVA、外形寸法は幅2300×高2400×奥行1000mm、重量3.5トンとなっている。最大6台までの連結が可能だ。

 同社が開発した蓄電池コントローラーを利用することで、既設の太陽光発電用パワーコンディショナーとの強調制御が可能になり、システム全体の設計をシンプルにできるのが特徴だという。ピークカットやピークシフトなどの運転制御機能も搭載する。

新製品の産業用蓄電池「REVOLZA(レボルザ)」を利用したシステム構成例 出典:ネクストエナジー・アンド・リソース

 価格面でも競争力があるとしており、同社によると「競合製品となる蓄電池と比較し、kWh当たりで3~5割程度価格を下げられる見込み」とした。同社では5月の発売から1年で、年間400台の販売を目指すとしている。

 

2021年3月4日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

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