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中国、原発稼働世界一へ
30年にも米抜く見通し 建設ラッシュ、技術力は最先端
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中国の原子力発電所の発電容量が建設計画ベースで2030年ごろにも米国を抜き、世界一の原発大国となる見通しだ。稼働中の原発は18年に日本を上回り、米、フランスに次ぐ世界3位になった。先進国では東京電力福島第1原発事故後、新設が難しい。大規模計画を持つ中国、ロシア、インドとの二極化が進む。
8月上旬、国有で原子力発電を担う中国核工業集団は、田湾原発5号機(江蘇省)の送電を始めた。中国として48基目の原...
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