昨日、あまりに眠くて書かずに眠ってしまった・・・
5時くらいに寝たのに二度寝して起きたのが16時頃。
我ながらめちゃくちゃ眠る。
さて、昨日はいつも通り、日課にしてるMiss Marpleの第6章「The Thumb Mark of St.Peter」を読んで、
結構、医学的な内容だったので楽しかった。
割と意外な犯人と手口だったかな、5章と比べると。
今日のタイトルは6章のラストでMiss Marpleが言う言葉。
「結局のところ、人はみんな似ているのよ。
幸せなことに、皆そのことに気付いてないけどね。」
深い!!
Miss Marpleは、もう経歴とか人生とかはもうその辺のどこにでもいる、しかも住んでいる村からも出たことがないおばあちゃんで、普通に考えれば会話をしても何の面白みもない人っぽいんですが、
そんな周りから小馬鹿にされているようなおばあちゃんが、医師、弁護士、小説家などが皆目見当もつかない謎を当たり前のように解いていくところがこの小説の魅力であります。
「なんでそんな平凡な暮らししてんのに、こんなトリックがわかんの!?」と当然周りは驚きますが、
その返答はいつも「ずっと村にいたから、人々を観察する目が肥えたのよ」。
想像を絶する暇さ故に身に着けた観察眼と推理力なのです。
Miss Marpleはまだ7章分くらいしか読んでませんが、ホームズのように現場の形跡をくまなく調べて
そこから推理していく、というようなタイプではなく、
動機からアプローチしていく、人の感情からアプローチしていくタイプなわけで、
探偵というよりはプロファイラーのような人物。
一般に現場に出向いて推理をするのではなく、話だけを聞いて推理する探偵を「安楽椅子探偵」と呼びますが、
Miss Marpleはその典型ですね。
ペーパーバック読んでから、パス単を150語程度、昨日の復習と合わせてやりました。
それから塾講と、いつも通りのルーティンワークして、
グレイズアナトミー見て・・・
TEDのプレゼンテーション聴いて・・・
Huluにあった「ハンニバル」っていうレクター博士のドラマを字幕なしで見て・・・
次のペーパーバックは羊たちの沈黙にしようかな、とか考えてたら眠くなったので寝ました。
大学受験中もそうでしたが、基本的になにかの習得期間っていうのは毎日が同じことの繰り返しになります。
経験したことがある人ならわかると思いますが、同じことを繰り返していると時間は飛ぶように流れ、
「俺はなんのために生きているんだろうな」とかいうバカげたことを考え出すようになったり、ならなかったり・・・
こういう日常の倦怠感を吹き飛ばすために俺が大切にしていることを二つ。
一つは寝る前に「今の自分は朝起きた時の自分と同じか、もしくはそれより成長しているのか」を考えること。
毎日同じことの繰り返しのようであっても、その行動をしている自分自身は成長していなくてはならないし、
自分が変化していなければ、その日に行ったことは何の意味もない。
自分の成長、変化を噛み締めて眠りにつくこと。
逆に、自分がその日なんの成長もしなかった、なんの変化も得られなかったならば、死ぬほど悔しがること。
もう一つは、受け売りなのですが、サルバドール・ダリの言葉。
「Every morning when I wake up, I experience an exquisite joy — the joy of being Salvador Dalí
— and I ask myself in rapture: What wonderful things is this Salvador Dalí going to accomplish today?」
毎朝目をさますたび、俺はめっちゃ嬉しい。
今日もサルバドール・ダリであるということがすごく嬉しいんだ。
このサルバドール・ダリが、いったい今日はどんなすごいことをやらかすのかを、俺は自分に問うのだ。
いやあ、ただただカッコいい。
Everybody is very much alike, really. Fortunately, they don't realize it.
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