他人の個人的な結論(しょうもないドヤ顔アドバイスなど)の押し付けを、さも『世の中の前提条件あるいは真理である』かのように聞いてしまい、次の思考を進めてしまう、というミスを防ぐための俺的心得です。
空気を読みすぎてメンタルがやられてしまうことを防ぐ、心のバランサー的なコツでもあります。

本日の投稿は、仕事帰りの居酒屋での会話形式で述べます。
Aさんが相談者、メンタルやられる役
Bさんがしょうもないアドバイザー、ドヤ顔役、であるとします。

会話

Aさん:
相談聞いてください。今日、C課長に怒られたんですよ

Bさん:
どうしたの?何かしたの?

Aさん:
具体的な指摘はなかったんですが、『お前は普段の気配りが全然なってない』って言われて

Bさん:
きっとC課長も、知らんところで苦労があってストレス溜まってるのよ~

こういうBさんみたいな意味不明なアドバイスをしてドヤ顔する人は、世の中にたくさんいます。

Aさんが空気を読みすぎてしまう人である場合、この会話の流れだとAさんは「C課長に苦労があるのは当然で、それを理解あるいは我慢できない自分にも少しは非はある、自分としてはどう改善したらいいか?」などと考えてしまいます。これはドツボです。そんなことでは永遠に解決しません。

Aさんが自分のメンタルを守るべく取るべき思考の流れは、「で?」です。

「で?ストレスが溜まっている人は何ら具体的な指摘無く周囲に対して怒ることが許されるべきであると言うのか?」
「で?そもそも、その本人が感じる『ストレス』や『苦労』とやらは、誰にとっても正当と判断されるものか?本人がワガママでどんくさいだけじゃないのか?本当に改善すべきなのは俺なのか??」

こんな感じでツッコミを入れないと、自分のメンタルが速攻で消耗します。
相談を持ち掛けてしまった以上、直接Bさんに突っかかるのはただの八つ当たりになるため声に出して言うのは非推奨ですが、心の中で上記のような疑問を持つのがメンタルの保護上適切です。

この「で?」のツッコミ思考訓練が慣れてくると、他人に相談を持ち掛ける遥か手前の段階で、このようなメンタルの外的問題に対処できるようになってきます。
本例でいうと、C課長が怒りだした時点でAさんは「で?」と口頭で反撃できるようになってくる、という感じです。

──

以上です。

Bさんみたいなアドバイスを平気で他人に発表する人の心のメカニズムは
①ワタシ(Bさん)は物事がわかってる人ですからアピール
②あなた(Aさん)は理解や経験が足りない人ですからアピール
③具体的にはワタシは知らんしあなたに詳細な答えを出してもあなたのタメにならないから、あなたが自分で考えてね~と、ドヤ顔しておきながら責任放棄
大体こんな感じの①②③の組み合わせです。

誰にでも言えそうなクソしょうもないアドバイスをさもそれが真理であるような物言いをして、ドヤ顔をキメてワタシひとりだけが気持ちよくなる、というのがしょうもないアドバイザーBさんのやり口です。
こういう自分を上げて相手を落とすタイプの人(Bさん)に相談を持ち掛けること自体がAさん自身の失敗だった、とは言えるのですが、そこは言及しても仕方ないので、どうにか「で?」の使い方を訓練してあなたの今後に生かしていきましょう。という提案でした。

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