タイトルは最近のモチベーション維持曲Counting stars - OneRepublicから。

昨日は、研究室で相も変わらずアストロサイトの培養に取り組んでいたら、「18:30くらいから焼肉いこうぜ」と先生方からお誘いがかかったので、ご一緒させてもらいました。

ここで、問題が。
俺は研究室まで車で通っているので、当然お酒が入ると研究室から帰れない状態になります。
研究室までは代行で送ってもらって、運転するわけにも行かず、次の日が朝9:00からTOEICだったのでしょうがなく研究室で寝ることにしました。

全く寝れない。
アルコールもビールを3杯しか飲んでないので、酔っているってほどでは全くないのに寝れない。
研究室のソファでゴロゴロしていると、色々な考えが頭を駆け廻って睡眠を妨げます。

例えば、塾の生徒たちのやる気を出すためにはどうすればいいだろう、とか、
今やってる実験ってこうすればうまくいくんじゃないだろうか、とか
弟が大学に合格した時のなんともいえない喜びが蘇ってきたり、とか
これからの俺の人生どうなるんだろうか、とか。

そんなことを考えていると頭の中で鳴り始めた曲が上記のCounting stars。
OneRepublicが書く曲には、かなり抽象的でいろんな意味にとれてしまうものが多いのが特徴で、Counting starsもその一つだと思います。
抽象的だということは、つまり今の自分の境遇に合わせて曲の感じが変わるということで、
実際、俺が最初にこの曲を聴いた時は、特になんの先入観もなかったので最初の一節、
Lately Ive been, Ive been losing sleep,
Dreaming about the things that we could be.
は、weというのは自分と恋人のことで、別れそうになっている、もしくは別れた後の曲、という印象でしたが、
これが最近、明確な目標ができた俺が聴くと、
weは目標を持って生きる人全体のことを指していて、自分の未来について想いを馳せているというようにとるようになりました。
自分の未来への投資のために眠れない。

こう考えると、続く、
Said no more counting dollars
We'll be counting stars
という節も、「金=目先の私欲」を目指すんじゃなく、「星=届かないかもしれない目標」を見ろよ、って意味にとれます。
まあ、個人的には「金が欲しくて医者になりました!」って言っちゃう人は結構好きなので(俺は全ての動機づけの原点は必ず自分に資する場所にある、と考えているので、少なくとも、「自己満足」という大前提のもとに成り立つ「人の役に立ちたい」という動機を、「自己満足」を自覚してないのか、自覚しつついい子のフリがしたいのか、「自己満足」部分をブッ飛ばして語っちゃう人よりは格段に信用できます。持論なので、異論はおおいに認める)、金勘定がダメとは思わないですけど。
ただやっぱり究極の動機というのは、なんかよくわからないもんなんだと思います。
誰にも見られず、誰にも知られず、一人黙々と登山するようなもので、根本にはただなんか無性に登りたいっていう気分しかない。
そして、そんなよくわからない気持ちであるにも関わらず、これが不思議と挫折や他者からの声を前に簡単に折れるものじゃない。

今教えている高校生もこういう境地に達してほしいけれども、まあなかなか難しい・・・
結局、俺が鼓舞するようなことを言っても、やる気が上がるのはその場だけで、帰ってしまうと、ツイッターやらテレビやらに気持ちが流れて行って、結局次の週は死んだ目でやってくる。
目標を軽く通り過ぎるくらいのガソリンは入れてやってるのに、自分でなかなかアクセル踏まないようなもので、
多分、大部分はもう人生の岐路の寸前まで来て慌てだすんだろうけど、俺はそんなアホを助ける気はないし。

こういう人間は反面教師にして、自分の糧にするしか使い道がないと思う。

話がすごくズレましたが、俺がこの曲で一番好きなフレーズは、

Everything that kills me makes me feel alive

まあ、よくある歌詞っていえばそうかもしれないけれど、これをこの曲調に合わせて歌われるとテンションが上がってしまう。
結局、動機なんて自分がドМだから、なにか強大な壁を見つけて、それをよじ登ろう、よじ登ろうとしても何度も転げ落ちるのが好きなだけなのかも。

ということで今日受けたTOEICの点数が僕を殺してくれるのを楽しみに待ってます。