今週のTIMEで興味深かった記事に
「Scientists now know why some people rebound so well from setbacks.
They also know how the rest of us can be more like them.」というものがありました。

研究者たちはついに、なぜ一部の人が挫折からいとも簡単に立ち直れるのかをつきとめた。
そうでない人たちがどうやったら彼らのようになれるのかも。

最近、どこだったかでresilientという単語に出会い、その時はweblioでひいて
1,弾力のある
2,たちまち元気を回復する

という意味なのだな、と暗記していたのですが、
一日にいくつも出会う未知語の中、この単語だけは妙にしっかり意味を覚えていたので、

「これはきっとこれに関連する知識を俺が無意識に求めてる。
そういう状態で日々を過ごしているんだから、恐らく関連することが起こるだろうな」

と思っていたら、本当に来ました 笑
スペルは同じでも、辞書に載っているその単語の日本語の意味と英文の中で感じるぼんやりとした意味は全く印象が違い、Resilienceの意味は「挫折を糧にする力」であったり、「挫折から立ち直る力」という感じなんですね。

古くからこういった領域の研究は成されていたが、脳科学、また脳血流の画像化の発展に伴い、挫折に強い人間と、そうでない人間の脳の動きの差が解明されてきた、というのが要約。
そして、さらにいくつかの実験において、resilienceを向上させる方法が解明された。

1,揺らぐことのない信念をつくれ
2,それがなんであれ、身に起こったつらいことに意味を見出す努力をしろ
3,楽観的な視点を維持しつづけろ
4,めっちゃ立ち直りが早いやつからヒントを得ろ
5,怖いことから逃げるな、立ち向かえ
6,事態が悪化したら誰かの助けを得ることを躊躇するな
7,常に新しいことを学べ
8,毎日運動したほうがいいよ
9,自分を責めすぎるな、過去のことをくよくよ嘆くな
10,自分を強くするものを見つけて、それをしっかり自分のものにしろ

というのが、まとめられていた「resilienceを向上させるための10コの方法」。
この研究をしていた人たちがある程度信用に値する、と考えられるのは、
「方法は人の数だけある。
自分だけの方法を見つけることだ。」
と言っているからです。

基本的に"絶対"というような言葉を使ってしまう人は信用しないようにしてます。(決意などの文脈では別)
最終的に「方法は自分次第だよ!」って言う人っていうのは、全て放り投げてるようでその実、一番よくわかっている。
勉強法でもそうで、「俺がこれでいけたからお前もこれやったら絶対うまいこといく!」って言うような人は絶対信用しないほうがいいです。こういう人は絶対ただラッキーだっただけ。