ご無沙汰してます。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
斯く言う私は、夏の終わりに人生三度目となる「あー、これはダメかもしれん。あーこれは死ぬかもしれん。」という出来事を経験しました。

これです。

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事の起こりは、帰省帰りの高速岡山道でした。
助手席に弟、運転は僕で、テイラースウィフトの「Shake it off」を聴きながら、二人で「シェケシェケ」言っていたところ、雨で濡れた道で車がスリップし、車は回転しながら走っていた走行車線を逸脱した後、追い越し車線側のガードレールにフロントが激突し、ワンバウンドしてバックがガードレールに当たって止まりました。

速度は多分、100~110km/hくらい。(歌ってたのでよく覚えてません)
トンネルを抜けたところに急カーブがあってですね、ちょっと車速が速いなー、と思っていたのでついブレーキを踏んでしまったわけです。
その途端に、車体が揺れだして、最初は弟も僕がふざけてると思ったんでしょうね。
「高速でふざけるん止めてやwww」
みたいなことを言ったんですが、僕はもうそれはビビりまくってるわけですから、

「いや、ちゃう、スリップしてんねん!!!!!!!

って怒鳴りながら、車の後部が振れるほうにハンドルを切り続けてたわけです。
5-10秒後くらい、車が大きく時計回りに回転しだして、
(あー、これはもうあかん、終わった。ごめん。)って思った瞬間に衝撃。

ガードレールに当たった瞬間はもう何がなにやら。

車内のものはめちゃめちゃなところに飛んでるわ、ボンネットが目の前にあるわ。
しばし、二人で硬直しました。

数秒後にここが高速道路であることと、ボンネットから今にも爆発しそうなばかりに白煙がもくもくと上がっているのに気付き、二人で車を降りました。
その数分後に、僕の車をよけきれなかったランドクルーザーが僕の車に追突。


「もし、スリップ時に後続車がいたら」
「もし、米子自動車道(対向車線との間にガードレールがない)に入ってからスリップしてたら」
「もし、車が回転せずに、フロントから直にガードレールに突っ込んでいたら」
「もし、もうしばらく車に乗っていたら」

そんな「もし」が一つでも起こっていれば、もうこうやってブログを書くこともできなかったかもしれません。
幸い、二人とも無傷でした。(弟は避難時に変な虫に噛まれましたが)

恐ろしい経験でした。
ご迷惑をおかけした方々、本当に申し訳ありませんでした。
助けてくださった方々、本当にありがとうございました。



生きているって素晴らしい。