こんにちは。
台風が近づいてますね。
米子は海が近いせいか風が強い日がめちゃくちゃ多く、台風並みの暴風が吹いている日も珍しくありません。
今日は塾なんですが、もしかしたら休講になるかも。

はい、とりあえず英検が終わったので、勉強法を書き留めておきたいと思います。
といっても、特に個性的な勉強をしたわけではないので参考書の紹介という感じ。
アフィリエイトはやってないですが、写真をいちいち貼るのがめんどくさいのでAmazonにリンクします。
まずは一次。

英検一次は2回目で合格しました。
今まで英検を受けたことがなかったのですが、準一が大体東大英語くらい?と聴いたので、準一は大学受験時に受けても受かっていたと思います。(一次は。二次は不明。)
英語の大学受験時の偏差値が駿台全国で確か70強で、大学に入学してからは3年間ほど英語から離れ、単語はそこそこ忘れていました。

そして、人生の転機となる留年をまさかの英語で宣告され、「くそー」と思ったので英語を勉強しようと思った次第です。
実際は「くそー」というより、
「英語?!なんで英語で落とされんの?!え?!あの講師が一級持ってるって自慢してた?!なら俺も取ってその鼻へし折ったるわ!!どういう人間を落としたのか思い知るがよい、そして悔い改めよ!!」
という感じでしたが、まあとりあえず一級を取ろうと思ったわけです。笑

この時点での英語のレベルは、大学受験時の偏差値が表す程度で、「理系の大学生にしてはまあまあ英語ができる人」くらいでした。

英語の勉強をし出したのが確か去年の11月始め頃。
単語力の低下が凄まじいと思ったので、まずは大学受験で使った速読英単語基礎編を改めて購入し、ちょっとだけ進めましたが、思ったより憶えていた(大学受験はやっぱり後にも生きる)のでポイして、英検一級パス単を買いました。


こいつは鉄板らしいですが、好みは結構分かれそう。
というのも、一つの単語に対して、英検でよくでる意味だけ載っているので自分で調べる努力もしないと単語自体を掴めません。
あと、あんまり面白みがないレイアウト。
そして、単語の並び順も正直憶えにくい。
でも、僕は赤シートがついていたことと、買っちゃったので別の単語帳にいくのももったいないという思いから、これで行くことに決めました。

回し方は僕の場合、

1周目: 新語を100語/日ペースで。 +前日、前々日に憶えた単語の復習で計300語/日(この300語は短期記憶であれ、とにかくその日には全部意味がわかる状態にします)
ということで1周に要した時間(この段階では熟語はやってない)は途中サボる日もあったりして30日弱くらい。

2周目: 当然1周目の最初にやった単語などは憶えているはずもなく、2周目に突入します。
どの単語帳を使っても同じですが、僕は2周目は索引を使って復習する(場所で憶えてしまうこと単語を防ぐため)と決めているので今回もそうしました。
復習のペースは索引で1ページ/日+前日の1ページ。
2周目には10日強かかったと思います。

2周目が終わった段階で、とりあえず語彙のほうはある程度増えただろうと、一度過去問に挑戦しました。
   ↓の古いバージョン。


語彙:思ったよりできる。パス単の単語をある程度網羅すれば合格者平均くらいは行ける感がするが、よく考えるとパス単は過去問ベースに作っているのだからできるのは当たり前。

穴埋め:割とできる、と思ったと思う。

長文(短い方):厳しい、時間が厳しい、展開を追うのも結構きつい。

長文(長い方):時間がかなり厳しい、つらい。
(この時点でリスニング対策はしてないので、リスニングの過去問はやりませんでした。)


総合的に見て、語彙はなんとかなるが、他は結構厳しい。
知らない単語も結構でてくる、なにより時間が足りない、という感想。
このレベルで過去問解いてもしょうがない、と思い、長文に焦点を当てることを決意。
長文を久しく読んでいなかったので、長文の勘を取り戻そうと↓を購入。


この参考書は良かったです。
大学受験時の勘を取り戻す+それ以上の読解力がついたと思います。
また英検の穴埋め、内容一致がこの本で練習できるのでコスパも良いかと。
1日5題くらいのペースで解いてました。

この問題集が終わりそうな時点で、確か2014年第3回検定の応募締め切りギリギリくらいでした。
「まだリスニングと英作文できてないしな…今回はやめとこうかな…」とも思いましたが、この頃はあまり授業に出る必要がない時期だったので勉強時間はある程度確保できるし、「金を払ったらもっと気合い入るだろう」と思い、受検を決定。

リスニングの勉強を開始。
 過去問やった感触は…

Part1: 無理、半分なんとか取れるかどうか
Part2: 難しすぎる、3割くらい
Part3: 難しい、4割くらい
Part4: あれ、割といける?

という感じ。
リスニングがこの状態で試験まで1ヶ月ほどだったので焦りました。
ここからはほぼ英単語ちょっとずつ復習+長文ちょっとずつ進める+リスニング時間がある限りやる、という状態

最初にやった参考書は定番のコレ↓


これも良書でした。
やった問題は全てディクテーションしました。

終わった後に、さらにもうちょいリスニング力欲しい、ってことで↓


TOEICの参考書ですが、アマゾンで参考書見てて、変速リスニングというメソッドが気になったので購入。
試験までできるだけ続けました。

試験日20日前からは英作文も追加。
使った参考書は↓


エッセイの基礎を知らなかったので、これは本当に役立ちました。
が、一章を読んでエッセイの構成、書き方について学び、練習問題を4題くらいやった段階で大学のテスト1週間前になり、友達から「勉強教えてくれー飯おごるからー」というお誘いがあったりして、こっからは大学のテスト勉強。
隙間時間に英検もやろうと思ってましたが、実際のところテスト範囲が結構広く、ここからは英語できないまま英検へ。

筆記試験中に「これは落ちたわ」と確信しました。(2014年第3回英検のことはhttp://blog.livedoor.jp/say_hello_to_b_j-b_j/archives/44351294.htmlにちょっと書いてます)
結果は76vs77、思ったよりギリギリでした。

落ちた後、すぐには英検の勉強をする気にはならず、英小説でも読もうか、と思い↓購入


受験生時代にアガサ・クリスティの「And then there were none」を読んで、めちゃくちゃ面白かったので、この際に違う作品も読んでみよう、と思い選択。
ショートストーリーなのも良かったです。

さらに、リスニング力を底上げするために、グレイズアナトミーを字幕無しで視聴。


これはDVDを買ったわけではなく、Huluに登録して観ました。
月1000円ちょいで、多くの映画、ドラマが見放題で、さらにいくつかのドラマは英字幕も出せるのでHuluはすごく重宝しました。
あとはPod castでTEDの興味のあるスピーチを見たり。

そんな感じで、英検専門の勉強というのはあまりせず、春休みは英語力全般の向上に努めました。
ライティングはしんどいので、やっぱりしてません。
ただ、パス単だけは毎日復習していました。

この辺りは楽しく英語を勉強していたので、英語力が上がっているという自覚はなく、正直英検の受験は見送ろうかな、とも思いましたが、母が「留年して時間あるんやから逃げんなよクズ」みたいな感じのことを言ってきたので「くそー」と思いながら英検協会にお金を振り込みました。
と、ほぼ同時期にTIMEの定期購読を開始。(16000円/年)


これが正直かなり力をつけてくれたと思います。
よく「英検一級の単語はネイティブでも知らない。マニアックなものばかり。」と言われますが、そんなことはないとことのいう証明がTIME。
パス単の単語がよくでてきます。
語彙レベルは一級よりはるかに高く、文章も一級よりかなり難しい。
これをうんうんうなりながら毎週読むことで英検一級の長文はかなり平易に感じられるようになりました。

これらの勉強と間にTOEIC対策を挟んで、最後に試験2週間前くらいから一級過去問を解いて、英検一級2015年第1回に臨んだという感じです。

結局、一次突破は目指しだしてから7ヶ月かかってしまいました。