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兵庫県『まん延防止』見回り活動開始 “8つのポイント”が○なら飲食店に「認定証」
更新:2021/04/07 18:05
4月7日、兵庫県では328人の新型コロナウイルス感染が確認されました。今年1月9日の324人を上回り、過去最多を記録しました。
こうした状況の中、県は「まん延防止等重点措置」の対象となる神戸市・西宮市・芦屋市・尼崎市の飲食店などが適切な対策を講じているか確認する調査チームを結成。約1万6000店に対して4月7日から見回り活動が始まりました。アクリル板の設置やマスク会食の呼びかけができているかなど8つのチェックリストがあるということです。
【調査チーム担当者と飲食店店長のやり取り】
(担当者)「要請された営業時間を遵守している?」
(店長)「はい」
(担当者)「座席配置の工夫やパーティション設置など、密にならないよう、ほかのお客さんとの間隔を十分とっている?」
(店長)「はい」
(担当者)「今回8つのポイント全て丸になりましたので、兵庫県庁から『認定証』を後日、送らさせていただきます」
(飲食店店長)
「見回りチェックはされたほうがいいと思います。していただくことによって、お客様にも安心して来ていただけるのかなと思います」
項目を遵守しない店には今後県などが個別に指導し、4月26日までに対象の全店舗を調査する方針です。
【8つのチェックリスト】
1:要請された営業時間を遵守している。
2:座席配置の工夫やパーティションの設置など、密にならないよう、ほかのお客様との間隔を十分とっている。
3:空気清浄機やCО2センサーを設置するなど、定期的な換気を行っている。
4:飲食以外の会話時での扇子やマスクなどによる飛沫防止の徹底を呼びかけている。
5:手指消毒液を設置している。
6:大人数・長時間の飲食にならないよう呼びかけている。
7:体調がすぐれない人が気兼ねなく休めるルールを定め、実行できる雰囲気を作っている。
8:「感染防止対策宣言ポスター」を掲示している。