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おかしな転生 作者:古流 望

第29章 イチゴタルトは涙味

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308話 連想ゲーム

 モルテールン領領主館執務室。

 そこではいつも通りの雰囲気に満ち満ちていた。

 穏やかで、ゆったりとした様子のペイス。


 そして、苦虫を嚙み潰したようなシイツ従士長である。


 「大龍の育て方が分かった? 植物の研究室で?」

 「正確には、ピー助が食べるものを見つけた、でしょうか。検証は既に済ませています」

 「大龍ってのは肉を食うんじゃねえのか?」


 ペイスについて、王立研究所で万枚単位の散財をやらかしてきたかと思えば、戻ってくるなり大龍にかかり切り。

 しかも、いつも通り突飛なことを始め、道楽としか思えないことをし出す。

 大龍の赤ん坊に、飴やら果物やらを与え始めたのだ。

 ひとしきり研究所の所長とこそこそしていたかと思えば、今は満足げなドヤ顔である。

 事情を説明すらされていない従士長としては、報連相は真面目にやれと叱りたくもなる。

 一発殴っても良いんじゃねえかと、シイツがボヤく有様だ。


 「その件で、僕の仮説ですが聞きますか?」


 レーテシュ産の紅茶の香りを湯気としてくゆらせながら、優雅にお菓子を摘まむペイス。


 「俺は聞きたくねえな。世の中には知らねえ方が幸せってもんが山ほどあるんでね」

 「しかし、聞かないわけにはいかないでしょう、シイツ従士長」

 「ああ、そうだよ。クソッタレ。なんだって俺はいつも貧乏くじを引くんだか」


 世の中というものは、無知である方が幸せであることが多々ある。

 恋人の初恋の相手だとか、屋台の料理の原材料だとか、或いは知っていることがバレれば即暗殺対象になるような国家級の機密だとか。

 シイツは既にモルテールン家の深部にどっぷりと浸かり、知らなければ幸せでいられた機密をたっぷりと知ってしまった身分。

 一度足を踏み込んでしまった以上、抜け出すことは出来ずに深みにはまるしかない蟻地獄である。


 「泣かせてきた女性の恨みが肩に乗ってるんじゃないですかね? 教会でお祓いでもしてもらいますか?」

 「結婚前に散々やったっての」

 「よほどに頑固な呪いなんですかね?」

 「冗談は良いから、さっさと言って下せえ。面倒ごとになるなら手当てが要るでしょうが」


 女性の恨みつらみをダース単位で買っていそうなシイツではあるが、今回の件はそれに関係なさそうだと笑うペイス。


 「まず、薬植研では前々から品種改良の研究を重ね、ノウハウも持っていた。そうですよね、ソキホロ所長」


 元職員として、ペイスの問いに頷く中年研究員。長く勤めていただけあって、王立研究所の他研究室についても詳しい。ましてや、他所への助力(ヘルプ)という名でこき使われることの多かった窓際部署であるから、尚更である。


 「そうですね。あそこは薬用植物の薬効を高める研究や、新品種の模索が一番の金看板だったはずです。新品種は、探してくることもありましたが、それ以外にも“作れる”方法があったでしょうな。少なくとも、その方法を模索していたことに疑いの余地はありません。専門外故、詳細は分かりかねますが」


 研究室には、それぞれに秘密がある。

 研究内容というのはそれ自体が財産であるし、研究室の価値を認めさせる武器でもあるし、世の中を渡っていく政治力でもあるのだ。隠し玉の一つや二つ無ければ、つまりは研究内容が全て公開されているなら、それは最早研究室を丸ごと他所にコピーされてしまっても不思議は無いということになる。

 薬植研の隠し玉が何であるのか。最低限、とっておきの植物を“作れる”技術を有していた確率は高いだろう。それがどの程度の期間で、どの程度の照準と精度で出来るものかは分からないが、今までの成果から踏まえるにその手の技術の目星がついていたのは間違いないと、ソキホロは断言する。


 「そして、遅々として研究を進めていた中に、一つのブレイクスルーが起きた」

 「ブレイクスルーってなあ何ですかい? 俺は知らねえ言葉ですが」

 「諸々の制約から停滞していたり、壁があった問題について、一挙に解決することですよ」


 時折発するペイスの不思議語録。

 今に始まったことでは無いので、シイツは驚きすらしない。


 「へえ、それがあったと?」

 「ええ」

 「一体それは何で、どうしてそれに気付いたんで?」


 頭の回転が速いせいか、思考が一足飛び、二足飛びに飛躍してしまいがちなペイスである。

 人に説明する為、どこからどう説明したものかとしばらく考え込んだ。


 「……ピー助です」


 考えがまとまったのだろう。

 話の始点を大龍の赤ん坊から始めた。


 「あのチビが?」

 「元々は、行商人が薬植研から流出したと思われる植物を持ち込んだことにあります。それを、ピー助が喜んで食べていたのがことの始まりでしょう」


 何が一番違和感かというならば、たかだか一行商人が、世にも珍しいフルーツを、それもペイスが欲しがりそうなピンポイントで持ち込んだことにある。


 「ああ、あのイチゴってやつですかい」

 「ええ。ベリーの類ならばどこかに群生地でもあるのかと思いましたが、あれは明らかに“人の手”が入っていた。その点、僕には確信がもてました」

 「何で、ってなあ聞くだけ野暮ですかい?」

 「生まれつき知っていることを何故と聞かれても、当人には分かりませんよ。しかし、人の手が加えられ、品種改良されているという事実が大事です。そんなことを出来る技術や知識を持つ者はそう多くない」

 「ふむ」


 植物を長い年月で人間の好ましい形に改良していく技術。品種改良の技術の起源は古い。

 しかし、遺伝の知識も持たない人間が、軽はずみに出来ることでもない。

 ペイスなどは元々そういう技術が存在していることを生まれつき理解しているし、品種改良の結果生まれた甘くて大きくて美しいイチゴの存在も知っている。

 だからこそ、明らかに食用の為に相応しい形になっているイチゴを見て、野生種ではありえないということも理解できた。

 野生で無いなら、誰かが人工的に作っているはずだ、と想像するのは容易い。


 「そして、それだけの知識を持っていながら、横流ししてでも小銭を稼ぎたいと考える組織というのも妙な話です。これは、特定の組織が意図的に流出させているのではなく、大きな組織の末端が、上の目を盗んで横流ししていると考える方がしっくりくる」

 「そりゃあ確かに」


 仮に組織として、金貨で売り買いされるような希少フルーツを差配できるのなら、下っ端行商人の出入りするような商会で処分せずとも、利用価値は他にも色々と有るだろう。

 つまり、組織で動いていない、個人がやっていると考える方が自然だ。

 だが、一個人が私的に“作れる”ものではないことを、ペイスだけは知っている。

 普通の人間ならば、珍しいベリーをどこぞから採取してきたのだろうとも勘違いするかもしれないが、何の因果か、現代的な知識を持つペイスの目は誤魔化せなかった。


 「組織の末端が物を横流しする場合、普通ならば足元を見られます。しかし、金貨ベリーなどと言われるぐらいの価値が保たれているなら、末端でさえそれ相応の頭の良さがあると考えました」

 「なるほど、だから王立研究所から漏れたと」

 「ええ。あとは、それっぽい研究室を見て回れば事足ります。横流しをするということは、つまりは本命の研究自体が存在しているということですから」


 横流しされたブツが実際にあるのだから、それに近いものを隠し持って、或いは堂々と持っている可能性は極めて高い。

 そう踏んだペイスが研究所内を見回ったところ、明らかにそれらしい研究室が薬植研であったという話だ。


 「ふむ、それで、ブレイクスルーとやらとはどう繋がるんで?」

 「行商人はピー助の“食事”にベリーを持ち込みました。妙な話でしょう」

 「どこが?」


 珍しい食い物を、これまた珍しい生き物に繋げて考えるのは変なことではない、とシイツは考える。


 「大龍は“人を食う”のです。それは、南部が襲われた際にも明らかになっています」

 「ああ、坊も食われましたっけね」

 「龍の口の中は臭かったですが……それは置いておいて。何故“肉食”と明らかになっている動物の餌に、果物を持ち込むのでしょう?」

 「……言われてみれば、変だよな」


 もしも龍の餌として食べ物を売り込みたいのなら、既に明らかに龍の餌と判明しているものを持ち込むのが正解だ。

 龍が南部で何十人何百人と人間を食い散らかしたのは公開されている事実であるから、それと関連させて“動物の肉”辺りが売り込みに適しているはずである。

 にもかかわらず、デトマールが龍の餌になるかもしれない、とフルーツを持ち込んだ。ここに不自然な作為の香りを嗅ぎ取ったのだ。


 「つまり、デトマールが果物を買い付ける際、大龍と関連付けて売りつけられた……ってことですかい?」

 「ご名答。金貨で売れると分かっているベリーを、更に高値で売ろうとしたのでしょうが、それならそれで“龍の餌の可能性”などというものを、咄嗟に思いつくものでしょうか?」

 「普通は思いつかねえな」

 「ええ。肉食の怪物がベリーを食べるかもしれない、などと言う売り文句を、デトマールがどこかで吹き込まれたはずです。デトマールに吹き込んだ人間には、ある程度の確信があったと見ます」

 「なるほど」


 明らかに不自然な部分を作為的なものと推測するのなら、作為には人間の意図が含まれる。

 明確に品種改良された果物を、何故か大龍と結び付けて売ろうとした人間が居て、それを偶然デトマールが入手した。偶然を除けば、段々と輪郭が見えてくる。

 何も無いところから、突拍子も無く大龍の話が出てくるよりは、以前から大龍に関係しているところから連想して、大龍の餌に使えるかも、という売り文句を思いついたと考える方が自然。


 「そう考えると、品種改良のネタ元が見えてきます」

 「え?」

 「大龍の餌に、といって持ち込ませるのです。品種改良技術の肝に、大龍関係の“何か”がある。恐らく、昔から軽金を使って品種改良を行っていたのだと思われます。連想ゲームをするなら、一番確率が高い技術ですから。」

 「ふむ、有りそうな話ですな。あそこの研究室なら、資金もあるでしょう」


 ソキホロ所長は、ある程度の話が見えて来たらしく頻りに頷く。


 「そして、最近になって軽金以上に効果の高い龍金が出回るようになった……」

 「なるほど、それが、ブレイクスルーってやつですかい」

 「ええ。龍金で無いにしても、大龍に関係する技術で画期的な進展があったのは間違いない」

 「進展があっても、どうにも繋がりが見えねえな」

 「つまり、薬植研は、薬としてのベリーを品種改良している中で龍に関係する技術を手にした。もしかしたら、何がしかの“仮説”を彼らは持っていたのかもしれません」


 元々、品種改良の技術が存在し、そこに軽金が使われていたとする。

 軽金は魔法金属であり、魔法的な要素で品種改良の効率化を図るのは在りそうな話だ。軽金への魔法定着は、研究所内では常識の範疇。汎用化こそされていなかったが、基盤技術としては知られている。薬植研は豊かな研究室であり、魔法使いの協力も十二分にあったことだろう。

 そこに、龍金という技術革新があった。龍金と品種改良技術が結びつくとするならば、出来た成果物が大龍を連想させるのは容易に想像できる。

 魔法使い、龍金、そして成果物。これを、龍の餌になるという推測まで導くために、それぞれを一直線で結ぶ共通点があるはず。

 魔法使いと龍金の共通点を、イチゴというものを通して食事というものに繋げる“何か”の存在。

 ペイスの仮説は、想像の上に成り立つ。


 「その仮説とは?」

 「龍は、魔力を食う」


 ペイスの大胆な仮説。

 しかし、こればかりはシイツも否定できなかった。何せ“孵化”の時の状況を知っているからだ。

 モルテールン家の中でしか知られていないはずの“龍金や魔法の飴から魔力が吸収された”という観測事実を、である。

 改めて、シイツが状況を整理する。

 薬植研が、過去より秘密裡に品種改良で軽金を使っていた。そこから派生して龍金を用い、今までにない技術を手にした。ここまでは、わざわざペイスが大金を使っても確定させた事実だ。研究所に行って、これを知る為だけに樽で金貨を運んだ。イチゴ流出犯は結局判明しなかったが、ペイスにはこれで十分だった。

 更に、ここからは推測だ。

 龍金の“何か”が品種改良に必要で、その“何か”が有るからこそ、只の果物を“龍の餌“として連想出来た。流出させた人間は、売り文句にする程度には確信をもって品種改良のイチゴを”龍の餌“としている。つまり、まるきり無根拠というはずもない。

 何がしかの“計測できるもの”が、龍の餌を連想させたはずなのだ。

 そして、これらのヒントからペイスは“龍が栄養ではなく魔力を食う”可能性を思いついた。


 「で、どうします?」


 シイツの問いに、じっと考え込むペイス。


 「……研究室ごと、うちで引き取れませんかね?」


 案の定、ペイスの発言はとんでもないものだった。


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