宮崎大学は新型コロナウイルスの感染力を無くす特殊なLEDが、変異株にも有効であることを発表しました。

宮崎大学では、2019年11月から、大手工業メーカー・日機装と共同で感染症対策などについて研究を行っています。2020年5月に深紫外線LEDを照射すると、新型コロナウイルスが感染力をなくすことを発表。今回、変異株にも有効であることが分かりました。研究では新型コロナウイルスのイギリス由来とブラジル由来の変異株に深紫外線LEDを照射。どちらも1秒で90%以上、5秒で99%以上のウイルスが感染力をなくしたということです。

(宮大医学部医療環境イノベーション講座・稲垣浩子助教)「変異株は色々な種類が出ているが、別々の種類であっても同等の効果がちゃんとある。また、昨年の結果よりも短い秒数で効果があることを確認したという点で非常に有用なデータと考えて発表した次第です。」

宮崎大学では今後も感染症対策につながる研究を続けていきたいとしています。