原油再び60ドル割れ 欧印でコロナ拡大、需要に不透明感
イラン増産観測も重荷に
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原油価格の上値が重くなっている。ニューヨーク先物相場は5日、節目の1バレル60ドルを再び割り込んだ。米国がイラン核合意に復帰し、同国の原油輸出が増える可能性が意識されたのが直接のきっかけだ。底流には欧州やインドで新型コロナ感染が再拡大し、需要回復への期待が揺らいでいることがある。米国株が最高値を更新するなどリスク資産が買われるなかで足元の原油の弱さが目立つ。
ニューヨーク市場で取引されるWTI(ウ...
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