こんにちは。


タイトルの件、私自身はあまり気にしたことがないというか、気にしても若返れないので(笑)、「採用してくれるところで全力を尽くそう」と思ってます。


そう、再受験生を取りたくない病院になんとか就職できたとしても、お互い不幸だと思うんです
_:( ´ ` ∠) : それならば、自分を必要としてくれてる場所に身を置いた方が双方とも幸せになれると思います。



ただ、たまに「再受験医学生の就職は不利なんでしょうか?」とコメントいただくことがあり、「実際どうなんだろう?」と純粋な興味は持っていました。それくらい、「〇〇病院は不利になるらしい」とかそういう噂も何も聞いたことがないんです(笑)




で、結論なのですが、

たぶん大丈夫です!!!


ソースはこちら。



Kokutai」という全国の医学部国試対策室に置かれている医学生向けフリーペーパー2017 年夏号です。医学部高学年はほとんど読んでるはず。

気になる方は、無料の電子版もありますのでどうぞ。   
Kokutai

(リンク先ページの下の方にある「電子版」というところをクリックしてください)    
   

就職、進路についての特集から、再受験生の皆さんに重要そうな部分のみ記載しますね。
   



まず見ていただきたいのは市中病院
と大学病院の採用基準。

市中病院とは町中にある普通の病院のことです。




中病院の採用基準は、社会常識やコミュニケーション能力とまぁ納得なのですが、


大学病院の採用基準は


69%


_人人人人人人_

> 特になし <

Y^Y^Y^Y^Y


_人人人人人人_

> 全員採用 <

Y^Y^Y^Y^Y

   


っておおおおい!
特にないんかい!!


私の大学では、母校の大学病院だけでも2割くらいが就職するので、他大学も含めた大学病院の動向は、就職事情に大きく影響すると思います。



さらに Q&Aコーナーでは、かゆいところに手の届く質問が。

 




再入学⇒ほぼすべての病院が「気にしない」。
子どもがいる⇒「配慮します。相談して」


おお。
もちろん、病院や科によって違いはあると思いますが、心配しすぎることはなさそうです。

医師は資格職なので、「Kokutai」の同じページにある、このおそらく採用担当者と思われる人のイラスト通りなのだと思います(^-^;




受験生の皆さんも同じで、心配しすぎずに、まずは医学部に入学すべく勉強するのが吉ですね。


さらにこんな欄も。

「再受験生に聞いてみた」

   



再受験医学生で、かつ子供がいる方、たくさんいらっしゃるんですね。
育児と仕事の両立に悩むのは自分だけじゃないんだなと元気が出ました。

確かに科によってずいぶんカラーが異なりそうです…1月からの臨床実習でそのあたりも含めて見てみようと思います。



番外編。
なんと「医師を経ての再受験」です。
東北大脳血管内治療科教授から、63歳で洗足学園音楽大学チェロ科に進学。      



   
医師ってやりがいはあるし、医学も学問としておもしろい。それでも、みんながみんなそうではないと思うんですよね。
この先生は退職後ですが、医学部に入ってからそれ以外の道に興味が出てきたら、熟慮の末なら、私はいつでも方向転換して良いと思いますけどね。   
人間いつ死ぬかわからないし、死ぬときに「こんなつもりじゃなかった、本当はほかにやりたいことがあった!」と叫んでも誰も責任取ってくれませんし(^_^;



以上、「再受験生医学生の就職は心配しすぎなくていいよ」というお話でした。   
いやぁ、Kokutai編集部の方、採用担当者への質問内容がキレキレです。。。本当ありがたい。

他にも、「基礎研究など臨床医以外を目指してるが採用してもらえるか」「カップルで同時応募して良いか」など興味深い質問いっぱいでした。気になる方はぜひ電子版をチェックしてみてください!







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