私は、今幸せです。
なぜか?「医学部に入ったから」ではありません。
遅まきながら、「やりたいこと」=医学の勉強 を見つけられて、そのスタート地点に立てたからです。人生を自分で選べたから、と言ってもいいかもしれません。
今日は、「自分にとっての幸せ」を探し続けた過去について書きたいと思います。
私にとっては、幸せになるのに本当に大事なことは2つ。
自分がやりたいことに打ち込むことと、好きな人と過ごすこと、でした。
幼い頃、母は、「いい大学を出て、大きな会社に入ったら幸せやで。だから勉強しなさい」と言いました。
当時はその言葉が本当なのか、何だか疑わしくてモヤモヤしました。母の実家は自営業で、学生時代勉強したくても家事の手伝い等でできなかったようです。そこで、自分の子供たちには好きなだけ勉強させてあげよう!という考え方になったみたいです。
私は、母のアドバイスに従ったわけではありませんでしたが、結果として旧帝大を出て、大企業に入りました。
もちろん、ずっと「やりたいこと」は探し続けていました。でも、大学受験前にも、就職活動時にも、まだ答えは出ていなかったです。だから、結果的に、そのときそのときで一般的によしと思う選択をしました。
しかし、大学での勉強は自分にとってまったく興味を持てず、「本当にやりたいことって何だろう」と自問しながらの会社での仕事は苦行のようで(おもしろいこと10%、つらいこと90%…)、その2つの選択を幸せだと感じたことはあまりありませんでした。
実際に経験してみて、「なーんや。やっぱり、あのときのモヤモヤは間違ってなかった。世間でいう幸せが自分にとっての幸せではないねんな」とわかりました。
(ただ、これも経験しなければわからなかったことなので、そういう意味では良かったと思っています。)
繰り返しになりますが、私が今幸せなのは「医学の勉強をしたい」と思い、そのスタートラインに立てた」からなんです。たとえば、受験を誰かから強制されていたり、医学の勉強なんてしたくないなぁと思いながら大学に行っていたら、それは幸せではないんです。 。
では、やりたいことに出会うためにはどうすればいいのでしょうか。
本当に当たり前ですが、探し続けるしかないと思うんです。
これは相当きついことなので、多くの人が現状に満足しないまま、考えることをやめてるんじゃないかなと思います。
就職浪人してやりたいことを探そうという考えは、頭にありませんでした。社会に出なければ、学生の身ではやりたいことはわからなそうだと思ったからです。働きながら、20代のうちは、少しでも気になるものに片っ端からトライ&エラーしようと思っていました。
10代の終わりにシンガーソングライターにはトライし終わっていたので(※参照 天職探し(1)―ポニーキャ○オンから連絡が来た話― )、社会人になってからは、気になっていた2つのことにチャレンジしました。セラピーメイクとライター業です。両方とも、学校に通ってかなりみっちり講座を受けました。そして、行動の結果、「今の私には、心からやりたいと思える仕事ではない」と理解することができました。
やってみて、違うと感じたらさっさとやめて次にいけばいいと思います。「飽きっぽい」「根性なし」と言われても、笑われても。
なぜか?「医学部に入ったから」ではありません。
遅まきながら、「やりたいこと」=医学の勉強 を見つけられて、そのスタート地点に立てたからです。人生を自分で選べたから、と言ってもいいかもしれません。
今日は、「自分にとっての幸せ」を探し続けた過去について書きたいと思います。
私にとっては、幸せになるのに本当に大事なことは2つ。
自分がやりたいことに打ち込むことと、好きな人と過ごすこと、でした。
幼い頃、母は、「いい大学を出て、大きな会社に入ったら幸せやで。だから勉強しなさい」と言いました。
当時はその言葉が本当なのか、何だか疑わしくてモヤモヤしました。母の実家は自営業で、学生時代勉強したくても家事の手伝い等でできなかったようです。そこで、自分の子供たちには好きなだけ勉強させてあげよう!という考え方になったみたいです。
私は、母のアドバイスに従ったわけではありませんでしたが、結果として旧帝大を出て、大企業に入りました。
もちろん、ずっと「やりたいこと」は探し続けていました。でも、大学受験前にも、就職活動時にも、まだ答えは出ていなかったです。だから、結果的に、そのときそのときで一般的によしと思う選択をしました。
しかし、大学での勉強は自分にとってまったく興味を持てず、「本当にやりたいことって何だろう」と自問しながらの会社での仕事は苦行のようで(おもしろいこと10%、つらいこと90%…)、その2つの選択を幸せだと感じたことはあまりありませんでした。
実際に経験してみて、「なーんや。やっぱり、あのときのモヤモヤは間違ってなかった。世間でいう幸せが自分にとっての幸せではないねんな」とわかりました。
(ただ、これも経験しなければわからなかったことなので、そういう意味では良かったと思っています。)
繰り返しになりますが、私が今幸せなのは「医学の勉強をしたい」と思い、そのスタートラインに立てた」からなんです。たとえば、受験を誰かから強制されていたり、医学の勉強なんてしたくないなぁと思いながら大学に行っていたら、それは幸せではないんです。 。
では、やりたいことに出会うためにはどうすればいいのでしょうか。
本当に当たり前ですが、探し続けるしかないと思うんです。
これは相当きついことなので、多くの人が現状に満足しないまま、考えることをやめてるんじゃないかなと思います。
私も枕を濡らした夜は数知れず(笑)、何度も、もう考えるのやめよう、今のままで良いやん、と思いこもうとしました。
どうきついかというと、私の場合は、前の大学に入学してから8年くらい、手放しで幸せだと思う日がなかったくらい。
なぜかというと、心からやりたい仕事をする、というのが自分の価値観の多くを占めていたので、何をしていても、「自分は人生において何がやりたいのか」と言う疑問と、その答えをまだ見つけられていないということが頭にちらつくのです。自分が超・中途半端な状態であることを常に自覚させられている感じです。
それでも、いつか答えを見つけてやるんだという気持ちは、心の中でずっと持っていました。
どうきついかというと、私の場合は、前の大学に入学してから8年くらい、手放しで幸せだと思う日がなかったくらい。
なぜかというと、心からやりたい仕事をする、というのが自分の価値観の多くを占めていたので、何をしていても、「自分は人生において何がやりたいのか」と言う疑問と、その答えをまだ見つけられていないということが頭にちらつくのです。自分が超・中途半端な状態であることを常に自覚させられている感じです。
それでも、いつか答えを見つけてやるんだという気持ちは、心の中でずっと持っていました。
就職浪人してやりたいことを探そうという考えは、頭にありませんでした。社会に出なければ、学生の身ではやりたいことはわからなそうだと思ったからです。働きながら、20代のうちは、少しでも気になるものに片っ端からトライ&エラーしようと思っていました。
10代の終わりにシンガーソングライターにはトライし終わっていたので(※参照 天職探し(1)―ポニーキャ○オンから連絡が来た話― )、社会人になってからは、気になっていた2つのことにチャレンジしました。セラピーメイクとライター業です。両方とも、学校に通ってかなりみっちり講座を受けました。そして、行動の結果、「今の私には、心からやりたいと思える仕事ではない」と理解することができました。
やってみて、違うと感じたらさっさとやめて次にいけばいいと思います。「飽きっぽい」「根性なし」と言われても、笑われても。
なぜか社会では、やりたくないことでも続けることに重きを置かれることが多いような気がします。でも、それでは、有限な人生がいくらあっても足りません。
次から次にチャレンジすることについて、他人に説明できる理由がなくても別にいいと思います。自分が「なんとなくやってみたいから」というだけで良いと思うのです。先の見えない時代だからこそ、「これはやってみたい」「これはやりたくない」という自分の感覚が大事だと思うからです。
あたしは、父の死という辛いできごとを機に医学を志したわけですが、自分のやりたいことを見つけて選べたことに、今は満足しています。
幸せの2つ目の条件、家族に関しても同じです。自分で選んだ人と作った家庭は幸せです。
親への感謝はありますが、早く家を出たいなぁと思っていました。
今、自分の家庭では、ずっと仲良しでいたいと思える人と結婚したことは大きいです。完璧な家庭ではなく、やすらげる家庭を目指しています。家事を頑張りすぎて家はピカピカだけどイライラした妻であるより、家事は手抜きでもKちゃんと笑顔でいられる方が大事だと思っています。
昔の自分に言葉をかけてあげられるとしたら、「不安に思うこともあるかもしれないけど、探し続けることやで。出会うから大丈夫」と言ってあげたいです。
誰かに相談してもなんともならないことだと思っていたので、孤独な道のりでした。
それでも、ときには雑音を絶って自分で考え続け、探し続けることは、決して遠回りではない、幸せへの道なんだなと今改めて思っています。
いつか子どもができたら、「いい大学、大企業就職のために勉強しろ」ではなくて、「何でもいいからやりたいこと見つけられるように行動してみ!そのためのお金は出すで」と言ってあげられる親になりたいです(笑)。
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あたしは、父の死という辛いできごとを機に医学を志したわけですが、自分のやりたいことを見つけて選べたことに、今は満足しています。
幸せの2つ目の条件、家族に関しても同じです。自分で選んだ人と作った家庭は幸せです。
親への感謝はありますが、早く家を出たいなぁと思っていました。
今、自分の家庭では、ずっと仲良しでいたいと思える人と結婚したことは大きいです。完璧な家庭ではなく、やすらげる家庭を目指しています。家事を頑張りすぎて家はピカピカだけどイライラした妻であるより、家事は手抜きでもKちゃんと笑顔でいられる方が大事だと思っています。
昔の自分に言葉をかけてあげられるとしたら、「不安に思うこともあるかもしれないけど、探し続けることやで。出会うから大丈夫」と言ってあげたいです。
誰かに相談してもなんともならないことだと思っていたので、孤独な道のりでした。
それでも、ときには雑音を絶って自分で考え続け、探し続けることは、決して遠回りではない、幸せへの道なんだなと今改めて思っています。
いつか子どもができたら、「いい大学、大企業就職のために勉強しろ」ではなくて、「何でもいいからやりたいこと見つけられるように行動してみ!そのためのお金は出すで」と言ってあげられる親になりたいです(笑)。
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コメント
コメント一覧 (3)
私も元文系で独学で化学をどうしよう…と調べる中でブログにたどり着き、とても勇気をもらいましたので投稿させていただきます。
ちえりんさんと同様、私も人生でやりたいことをみつけ、やらないことには死ねないな~~という気持ちがあります(^^)
母の乳がんや親の老化を感じるようになりこれまで見てこなかった医療の世界に目が行くようになりました。
「人生をこの世界で役にたてたら、納得できるかもしれない」と、かなりシンプルなんですが今の仕事を辞めてやってみようかと思いました(^^)
今の彼に理解してもらえるのか…と、これから話し合わないとという所です。
今ちえりんさんがスタートラインに立てたことが幸せとおっしゃっているところ、まずそこが目標です。
家庭を持って子どもを育てるということも人生でやりたいことですし、そうなるとこれからとても大変そうなのですが…。
子育て×医大生、そして今後は子育て×国家試験・研修医…
いろいろなステージが待っていると思いますが、ブログ楽しみにしています☆
私も頑張ります!
コメントありがとうございます。お返事が遅くなり申し訳ありません!
彼とお話しすることできたでしょうか?(^^)理解を得られるように祈っています。
リリィさんのコメントのおかげで、スタート地点に立てたことのありがたさを思い出すことができました。CBTという大きな節目の試験を控え(臨床実習前に今までの全範囲が出題されます)、育児との両立大丈夫かなぁとなんとなく憂鬱になっていたのですが、もう一度医師を目指した原点に立ち返って前進できそうです。ありがとうございます。
そういえば、再受験時、参考書を買って化学の勉強を始めた時も、毎日知らなかった知識を学ぶことができて、スタート地点に立てた、と思ったんでした(*´▽`*)
一緒に頑張っていきましょう!何かわからないことがあれば、私でよければ何でも聞いてください♪
お忙しい中、返信ありがとうございます…!
「本当にできるか」と自分で自分を信じられない私でしたが、自分以外の誰かが『頑張っていきましょう!』と言ってくれた。
誰にも言えなかった分それだけで、本当に勇気がわいてきます。
>再受験時、参考書を買って化学の勉強を始めた時も、毎日知らなかった知識を学ぶことができて
そう!本当にそれわかります!大人になっても何かに挑戦すればこの感覚は得られるものですよね!
ちえりんさんは人柄とスキルと両方持っているからこそ、見ず知らずの沢山の人を勇気づけることができるのだなぁ、素敵だなぁと思います(o^^o)
彼に話すのはこれからです。またいづれ具体的な質問をさせてもらうかもしれません(;^_^
人生のギアチェンジ、ちょっとがんばってみます!