最近、科学を勉強すればするほど、芸術から遠ざかっていくような気がしています(^^;;。

私が勉強している医学は「科学」なわけで、基本的には、思い込みを廃し、いろんなことを誰にでもわかるように数字で説明しようとしているわけです。
物理学も経済学も社会学もみんな同じですよね。「そうはいってもいろんな考え方があるよね〜」という場合も、自分が指示する考え方を数字で説明してその理由とします。 


…で、最近、大げさに言えば、私、科学的根拠を求める習慣のあまり、芸術に関する感性がものすごく鈍っている気がする(笑)。
ピアノの前に座っても昔よくしていたデタラメ作曲ができない。絵を描くのも好きだったけど、今は白紙を渡されて何の絵を描いていいのかわからない。
幸い、すばらしいものを見て感動する力は健在のようですが、ときどきむなしいです(笑)。

だから、改めて、科学的根拠なんてなくても、人を感動させられるような音楽を作ったり絵を描いたり小説や広告コピーが書ける人をすごい!と思っています。
数字で説明できないすばらしい感性を持ってるってことですもんね。それってどうやって身につくものなんだろう?科学の勉強のように、理解して暗記して考えて、の繰り返しではないですよね…例えば、たくさんの人が聞いて「いいよね」ってなる歌を書ける能力はどうやって培われてるんだろう?

人類において科学はすごく大事なものですが、芸術も太古の昔から決して無視できない一面ですよね。どんな人も本、音楽、映画などに感動したことはありますし。
科学と芸術、もちろん対立していない部分もあるとは思いますが、なんだか勉強すればするほど、全力で芸術から遠ざかってしまっている気がします…人を相手にする職業に就くのにそれでいいのか、自分(>_<)
テストが終わったら、ちょっと意識して音楽を聞いたり絵を見たり、感性を刺激してみようと思います。





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