こんにちはちえりんです。1年生後期がいちばん授業が少ないので、私もクラスのみんなも学生ライフを満喫しております(´▽`)

今日は、私が影響を受けた先生二人について書きたいと思います。
一人は、小学生のとき6年間通っていた公文の先生。もう一人は、高3のとき通った地元の塾の先生です。

表題について、少し。母は、私が小学生の頃、近所の教室で書道を習い始めました。家には母が書いた色紙やら掛け軸やらがたくさんあったのですが、その中のひとつ、額に入れて飾られていたのが今日のタイトルです。

「十で神童 十五で才子 二十歳過ぎればただの人」

なぜこれを飾ろうと思ったんだろう(笑)。もうちょっと夢を描けるものでもよかったんじゃ…



…勉強に関して、ですが、私はこれを地でいってしまいました(^^;)
小1のとき公文を始めました。公文は、よく塾と同じように考えられるのですが、学習スタイルが違っていて、授業はありません。黙々と自分の教材の進度にしたがって自習します。わからないときだけ先生に聞きます。毎日、「国語5枚、数学5枚」などとこなす問題数が決まっています。とにかく、お正月の1日くらい以外は、本当に毎日6年間公文を解きました。
自分にこのスタイルが合っていたのと、後述する先生のおかげで、小6のとき、国語が高3終了相当の「O教材」を終了しました(A:小1相当、B:小2相当…O:高3相当)。あまりすごさが伝わらないかもしれませんが(笑)、小6でO教材は一応全国で一番で、「優秀児のつどい」というイベントにも招かれてトロフィーもらいました。数学はそこまでではなくて高1相当に入るか入らないかだったと思います。

先生は本当にいつもいつも褒めてくれました。私は特に勤勉ではなかったのですが、毎日続けられたのは先生がいつもぶれなかったからだろうと思います。継続は力なりだよー、と先生はいつも言っていました。何か新しい問題をやるときは、「わからないから教えて」と持っていくと、まず自分で考えてみて、それからね、と言われました。考えた結果は、たとえ間違っていても、「えらい!よく考えたね」と褒めてくれました。
先生の言葉で今も耳に残っているのは、他の子に言っていた言葉です。「このプリントやることで学力の貯金をしてるんだよ。お金と違って学力の貯金は、使っても使ってもなくならないんだよ。」
それから、「ちえちゃん将来は女医さんもいいねー!」と先生が言ってくれたのを覚えています。いちばん最初に医師をすすめてくれたのが先生だったと思うと感慨深いです。
公文をやめてから先生には会っていないのですが、実家の近所なので、いつかお礼がてら会いに行きたいなぁと思っています。



高3のときの塾の先生はまず第一印象が強烈でした。金髪のイケメンが教室に入ってきてビビってたら、なんとそれが先生でした。「自分が医者になるよりも医者10人育てよう」と決意して、医大を中退した数学と化学の先生です。高校生の頃って、努力することに対して「恥ずかしい」「ダサい」っていう照れが少しあったのですが、この先生には、一生懸命やることはめちゃめちゃカッコいいんだ、ということを身をもって教えてもらいました。先生は当時ストリート系ファッションの20代(笑)。先生の授業で、勉強法も勉強に対する価値観も180度変わりました。すべらない雑談に息できないほど笑ったなぁ。

「十で神童、十五で才子…」もはや才子でもなかった高校生の頃は、「高3になったら死ぬ気で勉強するために高1、高2は死ぬほど遊ぼう」と決めていたため、成績はガタ落ちでした。しかし、大学受験はそんな甘いものではなく、高2に終わりごろには「どこかの国公立に入れたらすごくラッキー」くらいに思っていたのが、先生と出会ってから人が変わったように勉強するようになりました。旧帝大に現役合格できたのは先生のおかげでした。田舎の駅前にある小さな塾だったのですが、先生のクラスからは難関旧帝大、医大合格が続出していました。


先生は、今は、自分で学習塾を2つ経営していますが、すごい合格率を誇り、あたしの高校の国公立進学率が上がっています(笑)。卒業してからもずっと連絡を取っていて、再受験するときにも先生に相談し、教材をいただいたり、模試の成績を見てアドバイスをくれたりしてくれました。「地元帰ってくるときあったら授業おいで。お金いらんから」と言ってくれたときには涙が出そうになりました。先生は現役のときと再受験のとき、二度にわたってあたしの人生をサポートしてくれました。すごい出会いに恵まれたなぁと感じています。

そんなにすばらしい先生ですが、37歳独身です。会うといつも、結婚できない系の自虐ネタが止まりません(笑)。生徒にもいじられまくりだそうです。誰か先生を幸せにしてあげてー!といつも思ってます。


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