中波ラジオのAC電源から200円でノイズを除去する方法
さて、今回は少しお休みしてデジタルですらない徹底抗戦の話をしてみたいと思う。
特に確固とした統計があるわけではないが、HP200LXが好きな人はかなり高い確率でラジオが好きだと思う。
特にAM、というか中波ラジオが好きなんじゃないだろうか。
radikoとかもずいぶん使いやすくなっているので高音質でも聞く中波ラジオっていうのもなかなか新鮮だけど、でもラジオはマイルドな(あえて低音質ではない)音質の気軽につけっぱなしで聞くのが一番気楽でいい。ラジコだと大人の事情でなぜか差し替えになってしまうジャニーズアイドルの出る番組だって聞けてしまうし。
夜になると結構遠くのラジオが聴けるようになるので地方色が出た番組も楽しく、段々と高感度のラジオが欲しくなってくる。
でも、ラジオを少し知っている人なら皆知っていることだと思うが、ネットとは違いラジオ受信は環境に左右される。
かなり独断と偏見で言い切るなら、「一に地形(ロケーション)、二にアンテナ、三、四がなくて五にラジオ」と言えるくらいラジオは環境に左右される。
高く見渡しの良い地形は電波を受信しやすいので、理想をいえば山の山頂や岬の先の方であれば、出力の小さい遠距離の中波局でも受信しやすい。
よって、最も遠距離受信に適しているのはカーラジオでそういった場所まで移動するということになるが、さすがに気楽にそれは無理だ。
そうこうしているうちに楽天などで外部アンテナを買い、テレビのアナログ放送アンテナを撤去するのと取り替えて庭先の5メートルくらいのポールの頂上に設置してやるとかなりクリアに聞けるようになった。
アンテナ アペックスラジオ 303WA-2
ラジオ SONY ICF-SW7600GR
いろいろ試行錯誤したが、この組み合わせが一番安定しているようだ。
アペックスからはプリセレクタも出ているがノイズが多くなるだけであまり効果はなかった。また中波の感度だけなら通信型受信機という選択もあるし、マニアックなところでは中華ラジオDE-1103の特殊モードで外部アンテナ直結するという手もあるが、DE-1103は感度はソニーよりやや上回っているがちょっとピーキーに性能を上げているようで全体的な安定感がない。ソニーでは80年代末に発売された名機ICF-EX5にアペックスラジオのマッチングトランスMCー600をかませて接続するという手もあるが、周波数直読ではないのでこれもやや操作性に難があるので、上記の組み合わせに至った。
ただ303WA-2のような安定感とコストパフォーマンスに優れた外部アンテナとマッチングトランスを持っていると新旧たくさんのラジオをつなげて色々試せるので持っていても損はないとは思う。
問題は、ソニーのロングセラーICF-SW7600FRといえども、ACアダプタをつないで使うと、出力される音声にノイズが乗ってしまうことだろう。
AMラジオはその性質上ノイズに弱く、高価な通信型受信機でもよほど綿密に設計された機種でもシールドが少しでも甘いとこれに悩まされる。
また、ACアダプタの中にあるインバータそのものもノイズを発生させることもしばしばある。これにはお手上げであったのだが、最近安価で効果的なノイズ軽減方法を見つけたので、ここに紹介しておこう。
こういうパーツは見たことある人はあると思うが、これは何といって何のためにあるのだろうと思った人は多いのではないだろうか???
これは色々な呼び方があるが、わかりやすくいえばバーアンテナ等に使われているフェライト材をプラスチックのクランプくるんだパーツで(以下、クランプと略す)と、信号線のノイズを除去するためにパソコンやAV機器の接続コードにつけられている。アナログ信号の乗るケーブルは太く短くいものが余計な信号が乗らないので良いとされているが、高価でシールド性が高いものでなくてもこのクランプを取り付けることでノイズを軽減することができる。
このクランプはジャンク店などで100円くらいから買うことができるが、これを今回のACアダプターのコードに取り付けることで電源からのノイズをかなり軽減することができた。詳しいことは調べてみてもらえばわかると思うが、クランプの内部のフェライト材が余計な電磁波を消すことができるのだ。
僕の部屋はパソコンやら液晶テレビやらでノイズ発生しまくりで、おそらくこのノイズも拾ってしまうのだろうが、どうやらこれも軽減できているようだ。
この工夫をしたACアダプターでラジオを聴くと、乾電池とほとんど気にならないノイズレベルで中波を楽しむことができた。
クランプはコードの両端に近いほどノイズ軽減効果は高く、巻いたり複数付けたりするとより効果があった。
手持ちのヘッドホンアンプの電源コードにも試してみたが、こちらは元々シールドがしっかりしてるせいかあまり効果はなかった。
また、有線ヘッドホンの音声コードに試してみたが、これはかえって音の新鮮さまで消してしまうようで逆効果だった。どうやら、音声コードよりも電源コードに使った方が効果的のようだ。
iPhoneのライトニングケーブルのようなデジタル音声信号と電源が同時に乗るケーブルも試してみたがあまり効果がなかった。やはり、電源関係にしぼって使った方が効果的なようだ。
非常に効果的だったので、このクランプを楽天でまとめ買いして、室内のノイズ源にくっつけまくろうかと思っている。
特に確固とした統計があるわけではないが、HP200LXが好きな人はかなり高い確率でラジオが好きだと思う。
特にAM、というか中波ラジオが好きなんじゃないだろうか。
radikoとかもずいぶん使いやすくなっているので高音質でも聞く中波ラジオっていうのもなかなか新鮮だけど、でもラジオはマイルドな(あえて低音質ではない)音質の気軽につけっぱなしで聞くのが一番気楽でいい。ラジコだと大人の事情でなぜか差し替えになってしまうジャニーズアイドルの出る番組だって聞けてしまうし。
夜になると結構遠くのラジオが聴けるようになるので地方色が出た番組も楽しく、段々と高感度のラジオが欲しくなってくる。
でも、ラジオを少し知っている人なら皆知っていることだと思うが、ネットとは違いラジオ受信は環境に左右される。
かなり独断と偏見で言い切るなら、「一に地形(ロケーション)、二にアンテナ、三、四がなくて五にラジオ」と言えるくらいラジオは環境に左右される。
高く見渡しの良い地形は電波を受信しやすいので、理想をいえば山の山頂や岬の先の方であれば、出力の小さい遠距離の中波局でも受信しやすい。
よって、最も遠距離受信に適しているのはカーラジオでそういった場所まで移動するということになるが、さすがに気楽にそれは無理だ。
そうこうしているうちに楽天などで外部アンテナを買い、テレビのアナログ放送アンテナを撤去するのと取り替えて庭先の5メートルくらいのポールの頂上に設置してやるとかなりクリアに聞けるようになった。
アンテナ アペックスラジオ 303WA-2
ラジオ SONY ICF-SW7600GR
いろいろ試行錯誤したが、この組み合わせが一番安定しているようだ。
アペックスからはプリセレクタも出ているがノイズが多くなるだけであまり効果はなかった。また中波の感度だけなら通信型受信機という選択もあるし、マニアックなところでは中華ラジオDE-1103の特殊モードで外部アンテナ直結するという手もあるが、DE-1103は感度はソニーよりやや上回っているがちょっとピーキーに性能を上げているようで全体的な安定感がない。ソニーでは80年代末に発売された名機ICF-EX5にアペックスラジオのマッチングトランスMCー600をかませて接続するという手もあるが、周波数直読ではないのでこれもやや操作性に難があるので、上記の組み合わせに至った。
ただ303WA-2のような安定感とコストパフォーマンスに優れた外部アンテナとマッチングトランスを持っていると新旧たくさんのラジオをつなげて色々試せるので持っていても損はないとは思う。
問題は、ソニーのロングセラーICF-SW7600FRといえども、ACアダプタをつないで使うと、出力される音声にノイズが乗ってしまうことだろう。
AMラジオはその性質上ノイズに弱く、高価な通信型受信機でもよほど綿密に設計された機種でもシールドが少しでも甘いとこれに悩まされる。
また、ACアダプタの中にあるインバータそのものもノイズを発生させることもしばしばある。これにはお手上げであったのだが、最近安価で効果的なノイズ軽減方法を見つけたので、ここに紹介しておこう。
こういうパーツは見たことある人はあると思うが、これは何といって何のためにあるのだろうと思った人は多いのではないだろうか???
これは色々な呼び方があるが、わかりやすくいえばバーアンテナ等に使われているフェライト材をプラスチックのクランプくるんだパーツで(以下、クランプと略す)と、信号線のノイズを除去するためにパソコンやAV機器の接続コードにつけられている。アナログ信号の乗るケーブルは太く短くいものが余計な信号が乗らないので良いとされているが、高価でシールド性が高いものでなくてもこのクランプを取り付けることでノイズを軽減することができる。
このクランプはジャンク店などで100円くらいから買うことができるが、これを今回のACアダプターのコードに取り付けることで電源からのノイズをかなり軽減することができた。詳しいことは調べてみてもらえばわかると思うが、クランプの内部のフェライト材が余計な電磁波を消すことができるのだ。
僕の部屋はパソコンやら液晶テレビやらでノイズ発生しまくりで、おそらくこのノイズも拾ってしまうのだろうが、どうやらこれも軽減できているようだ。
この工夫をしたACアダプターでラジオを聴くと、乾電池とほとんど気にならないノイズレベルで中波を楽しむことができた。
クランプはコードの両端に近いほどノイズ軽減効果は高く、巻いたり複数付けたりするとより効果があった。
手持ちのヘッドホンアンプの電源コードにも試してみたが、こちらは元々シールドがしっかりしてるせいかあまり効果はなかった。
また、有線ヘッドホンの音声コードに試してみたが、これはかえって音の新鮮さまで消してしまうようで逆効果だった。どうやら、音声コードよりも電源コードに使った方が効果的のようだ。
iPhoneのライトニングケーブルのようなデジタル音声信号と電源が同時に乗るケーブルも試してみたがあまり効果がなかった。やはり、電源関係にしぼって使った方が効果的なようだ。
非常に効果的だったので、このクランプを楽天でまとめ買いして、室内のノイズ源にくっつけまくろうかと思っている。
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