流行前に生活戻すと「都内の感染1日100人」…西浦教授ら試算

読売新聞
2020年06月02日
新型コロナウイルスの流行前の生活に戻すと、7月中に、東京都内で再び大きな流行が起こる可能性があるとする試算を、北海道大の西浦博教授(理論疫学)らの研究チームがまとめた。 研究チームは、5月下旬までの東京都内の感染状況の
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今後の対策に活用し、その結果を評価するための試算だと思います。

最近になり、風邪と変わらないというような意見も見られるようになってしまっていますが、現場で患者を診ている者として、風邪やインフルエンザとは明確に異なると断言できます。40代や50代の比較的若い方でも、あっという間に状態を悪くされることの多い感染症です。にもかかわらず、悔しい思いでいっぱいですが、治療法はまだ大きく進歩していません。

ゼロリスクを求めるような不毛な議論ではなく、現実との折り合いの中で戻さなくても済むこと、変えられること、長続きすることを考えていくことが大切だと思います。例えばですが、飲食店の外の空きスペースを使ってテラス席にし客を誘導する、店の窓を開けっぱなしにして換気を良くするなどといった対策でも、大きく感染リスクは変わります。私たち医師が病院で朝まず行うルーチンは、窓を開けてデスクなど身の回りの物を消毒することに変わりました。

こういった小さなことが積み重なって大きな効果を生み、試算された数字を下げることにつながると思います。
『飲食店などで接触を減らす工夫』て普通のレストランも含むみたいな書き方ですが、要は夜の店なわけで、休業補償とあわせて夜の店業界に協力してもえばもっと感染抑え込めて、かつ、ほかの生活は元に戻せるのでは。

海外からの流入などで大きな第2波がきたらまた別ですが、今の今の話として、最近の感染経路を考慮すると、もっと業種を絞った対策の方が効率的かと。
全面的な外出自粛要請ではなく、夜の街クラスターなどターゲットを絞って効果的に予防しようという取り組みです。どういった場所で感染拡大が起こりやすいかという知見は国内外の事例から蓄積されてきています。

一方で厳しい点は、一旦感染してしまうと効果的な治療薬は未だになく、入院して治療を行っても一定の割合で重症化し死亡する方が出てしまいます。その割合は武漢で流行した当初から大きく変化はありません。冷静な視点を持ち、自分や周囲の大切な方を守るための行動を続けていく必要があります
もうさ、医療崩壊しない範囲なら別にいいでしょ
逆に、緊急事態宣言解除前に経済戻すと、全国の失業者が1日あたり1万人程度増えるとの試算もできます。
欧米と比較して、アジア諸国の死亡者や重篤者の数が圧倒的に少ない理由も不明のままです。

肝心なことは、感染者を減らすことではなく死亡者や重篤者を増やさないことです。

感染者数ばかりに目を奪われるのは、視野が狭いのではないでしょうか?
医療機関や福祉施設は、その目的からある程度人との接触は不可避ですから、これは利用者が消毒、手洗いを徹底するしかないと思います。

結局、「流行前のスタイル」を変えられないのは、接待を伴うお店であり、もっとはっきり言うと風俗店だと思います。
濃厚接触自体がその目的ですから。

ワクチンが出来るまで、利用を自粛することが出来ない人がいて、そこでしか働くことが出来ない人がいる以上、その対策は国が真剣に考えて着手しないといけないのではないかと思います。
このおじさんは飲食店の人たちに恨みでもあんのかね?飲食店の人達の工夫や苦労をわかっててんのかね?
1日100人の感染者が出たところで対応できる医療体制が整っていれば何の問題もないよ。
言っちゃなんだけど、この人の「40万人死亡する」とか言った行為は、僕は「人質を取ったテロリスト」の脅迫となんら変わらないと思っていますよ。専門家の仕事は人を脅すことじゃない。
専門家委員会へのボランティアでの献身には日々感服します。
しかしながら、かつて提唱された「42万人死亡説」の総括がなされない限り、今回も提言として扱うことはできません。試算という手段が目的化している可能性が拭えません。
加えて、専門家委員会の構成メンバの個人としての提言は、専門家「委員会」という制度化された会議体の総意とは異なりますので、後者とは切り分けて注意して判断する必要があります。
その上で学者の端くれとして意見を言えば、モデルの詳細は存じませんが、前回も今回も「流行前の生活に戻す」という前提が社会科学的には非現実的に過ぎます。
あとは梅雨という日本固有のファクターがどう扱われているか。湿度によりCOVID-19の感染力が低下するという指摘があり、現実的な前提たり得ると思います。
最後にいち酒徒として申し上げれば、居酒屋といっても業態は千差万別ですので、こういう粗い括りの稚拙な提言で業界に迷惑をかけることは厳に謹んで欲しいです。
個人的な意見であり、それ以外の何ものでもありません。

私は、先の予測モデルで2桁違う予測を公言された方の言葉は、全く信じられません。

前回も、今回も、完全に(ありえないレベルの)ワーストケースを想定した予測で、不安と恐怖を煽るだけに聞こえます。

「理論疫学」という名称のとおり「理論」であり、現場感がありません。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません