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契約の詰めが甘かった
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契約の詰めが甘かった

2020-03-08 07:43
    前回の続き。

    2019年12月期 通期決算説明資料

    http://www.keyholder.co.jp/dl/20200214_Financial_results_briefing_material.pdf?s.5e46454c3fac63m3bkg2

    本当は株価が一定以下に下がって新株の強制行使条項が発動したら、秋元康は坂道他グループの看板を畳んでSKEやKeyHolderKeyHolderの業務に専念しろと。そしてもしそれをしないのであれば、強制行使の回避を狙って故意に倒産を画策したものと見做し、行使期限に関わらず即全額新株引受権を行使しろと一文を加えるべきだった。

    だって一旦強制行使条項が発動すれば株主他利害関係者に「もしかして秋元康は新株引受権を行使せず踏み倒すのではないか。わざと倒産させるつもりなのではないか」という疑念を抱かせるんだからね。余計な心配を生まないためにも、この一文入れるのは当然だった。

    しかし株式会社KeyHolder経営陣は、それを行わなかった。理由は幾つかあるけど、一つはまさか株価が62円になるとは思わなかった。そして二つ目は経営陣が無能なのでそこまで頭が回らなかった。そして三つ目は、彼らの尊敬の対象である秋元康に忖度したからだ。

    今までのKeyHolderの動きを見てわかるが、彼ら経営陣が秋元康を不当に過大評価していたのは明らかだ。AKBが落ちぶれていく中特別顧問という待遇で迎え、どうせロクにコイツの能力を検証することもないまま好き放題やらせたんだろう。その様子は上記の決算資料からも窺える。資料の4-6 来期展望~映像制作事業1~という部分を見ると、こう書いてある。

    ●グループ特別顧問を務める秋元康先生との番組企画開始

    秋元康「氏」ではなく秋元康「先生」と書いてあるのは、ただのビジネスパートナーを超えて、最早尊敬の対象、神として崇められていることを示す証拠である。このように本来対等であるはずの商売の相手方を盲目的に信用しアンタッチャブルな存在にしてしまったことが、この穴だらけの新株予約権契約が作成された背景と考える。

    AKB48 MV「失恋、ありがとう」

    https://www.youtube.com/watch?v=uo9b-lYK97c

    まあとにかくいい加減だったってことだ。
    さあ、これからAKBはどうしようか。もし今後も秋元康がプロデュースを続けるというのであれば、KeyHolderはSKEのみへの注力を求めて訴訟を起こすべきなんだろう。説明しているようにKeyHolder社のみに専念する義務は契約には書かれてはいないが、契約の趣旨からすればあるだろうということで、頑張って秋元康の行為の不当性を立証していくことになるんだろう。大変だけどね。

    そうなれば秋元康は坂道を含めAKBのプロデューサーから降りることになる。でもいくら専念したところで、待っているのは地獄だからな。実は似たような新株予約権が監査役や取締役にも設定されており、その強制行使条項が48円で発動することになっている。そうなると経営陣すらも倒産目指して手を抜く事態が起こるわけで、そうなると収拾がつかなくなるだろう。


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