仙台市で新型コロナの変異株「E484K」が、今年2月以降167件検出されていたことが分かりました。
仙台市によりますと今年2月中旬以降、陽性が判明した208件の検体を国立感染症研究所に送ったところ、およそ8割の167件が変異株であったことが分かりました。
この「E484K」は、イギリスなどで広がったものとは異なる変異株で、ワクチンの効果を弱める可能性などが指摘されています。
仙台市 郡和子 市長
「変異株E484Kが多くなっていることは報告を受けていた。基本的な感染防止対策を徹底して行っもらうに尽きる」
郡市長は、今後の対応について専門家などの意見を聞き検討していくとしています。