一人はみんなのために  みんなは一人のために

ユニオンヨコスカの紹介

 一人でも誰でも入れる労働組合(個人加盟労働組合)・ユニオンヨコスカは年間延べ約150件余りの個別労働相談を受け、常に相談者に寄り添いながら、相談者各々が問題解決に向けた行動を主体的にとれるように必要な助言・協力を行ってきました。

 相談者は、非正規雇用労働者、女性労働者、中小零細企業未組織労働者、外国人(男女)労働者、サービス業労働者、医療関係労働者、教育労働者、障がい者労働者等々あらゆる職種・階層の労働者です。相談者の中には神奈川県労働センター、横須賀労働基準監督署経由の事案もあります。 月2回の労働相談日の組合事務所は、さながら街の診療所の待合室のような様相で、弁護士2名による個別無料法律相談も一緒に行っています。

 事業主側との団体交渉での解決、また団体交渉では主張が平行線で決着がつかない場合には労働委員会での不当労働行為救済申立て或いはあっせんでの解決を図っています。しかしながら 民事裁判の方法をとらざるを得ないケースもあり、この場合は当然ながら裁判費用が必要となります。ユニオンヨコスカでは法テラスに代わって裁判費用(弁護士用着手金)の貸し付け制度(非正規雇用労働者支援基金)を、他のユニオン、労組有志と一緒に立ち上げて、相談者が安心して裁判に立ち上がるための支援体制を組んでいます。

 また、ユニオンヨコスカは毎月1~2回横須賀の中心街で組合の街頭宣伝活動を行い、通勤中の労働者たちに宣伝ビラ入りポケットティッシュの配布(1000個)と立て看板やスピーカーによる街宣を行い、ユニオンヨコスカの存在をアピールしています。

労働者支援のとりくみ

 労働者が事業主から受けた理不尽な仕打ちに、諦めて泣き寝入りするのではなく、受けた不正義に対して何とか一矢報いたいという相談者の気持ちを大切にしたいとユニオンヨコスカは考えます。

 今、1番多い相談案件はパワハラによる精神疾患発症で休職期間満了による退職(解雇)です。労災認定を取らなければ勝てないケースで何度も負けました(低額判決)が、先日「病気休職中の解雇は無効」という判決を勝ち取りました。(2017.3.22.横浜地裁横須賀支部判決:横須賀市東部漁協)

 これからも苦しんでいる労働者と共に問題を考え、相談者各々にとっての解決を 共に模索し、奪われた権利や踏みにじられた尊厳を取り戻すことを決意した組合員の闘いを、 私たち労働組合ユニオンヨコスカは全力で支援します。

 

行 事 等 ( 一 部 抜 粋 )

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