大学で、白衣授与式がありました。




「白衣授与式」とはなんぞや、と言いますと、



専門科目の座学を終え、臨床実習に入る前に、


全員が、校章と名前の入った白衣を、壇上で教授に着せてもらう


という医学部ならではの式典です。
私も、医学部に入ってから、そんなものがあると知りました(笑)。


「ヒポクラテスの誓い」という、古代ギリシャの元祖お医者さんが提唱した医師の倫理を全員で言ったりもします。
他の大学でもあるのかな??


さながらプチ卒業式のようで、和気あいあいとした式でした。
学内の大きなホールで行われ、保護者の方々もたくさん来られてました。
お父さんお母さんだけじゃなくて、おじいちゃんおばあちゃんや赤ちゃんまで!



わが家も、母と夫Kちゃん、コウの3人が来てくれました。 






で、タイトル通りなのですが、4年間の成績で表彰される、学長賞なる賞をいただくことができました。






入学前から応援してくれた高校時代の予備校恩師、支えてくれたKちゃんと母、再受験の私を入学させてくれた大学の期待にこたえたいと思って、一生懸命やってきたことが報われました。 

大学の先生方、同級生のみんなにも本当に心から感謝しています。



ブログにこのことを書いたのは、当たり前ですが自慢とかではまったくなく、目標(医学部受験でもそうでなくても)に向かって努力している人に、


「この人でもできたんだから自分もちょっと頑張ってみようかな」


と思ってもらいたかったからです。



文系からの転身で、医学部入学は「無理だ」と言われたことも、「無理だ」と思ったこともあったし、1日寝たら忘れる凡人脳だし、後期入試では最下位で入学して、家庭があって子どもがいて時間がなく…と不利な条件だらけの私ですが(なんか書いてて悲しくなってきた(笑))、


とにかく目の前のことをコツコツ続けた。

この、「続ける」ということに工夫と努力を重ねた4年間でした。

意外と、1つや2つの科目で良い点を取ることはできます。ただ、それを「持続する」ことが難しい。

逆に、コツコツ勉強することを習慣化できたら、大丈夫です。


4年にわたって何か1つのことに努力し続けたのは、恥ずかしながら人生で初めてでした。
もちろんまったく完璧とは程遠いですが、その時のベストは尽くしてこれたかな。 
おかげで、今まで想像もできなかった景色を見ることができました。


偶然ですが、白衣授与式があった日は、亡くなった父の誕生日でした。
父が亡くなった時、「この経験があったから今の自分がある、と言えるような生き方をしよう」と決意しました。
どこかで喜んでくれているかなぁ。



式典で挨拶された同窓会の会長さんの言葉が印象的でした。「明るく前向きに」! 
もうすぐ始まる1年半の実習も、プラス思考で楽しく前向きに頑張りたいと思います。








ランキングに参加しています。
よければどうぞよろしくお願いします♪
にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村