ときどき孤独な、独学再受験勉強。。。


もちろん自分で決めたことだし、なんとしてでも合格したいので頑張るわけですが、それでもたまに、同世代の友人たちが楽しそうに遊んでいるFacebookやインスタを見ると、自分の選択について考えさせられてしまうこともあるわけです(笑)
もちろん、SNSで見せる姿はみんなキラキラさせるもんだけどね! 


今日は、「友がみな我よりえらく見ゆる日よ(石川啄木)」という日にやさぐれないために、私が受験勉強中に励まされた格言・名言の中からベストセレクションを紹介したいと思います。
ネットや新聞、本などで心動かされた言葉をせっせとiPhoneに入れてときどき見ていました。


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まずは、最も前向きになれた言葉から。

☆ニュートン 「今日なし得ることに全力をつくせ。 しからば明日は一段の進歩あらん。」

以下はあたしが書いたもので、冷蔵庫に貼っていたやつです。ちなみに書道師範助手の免許持ってます。とてもそうは見えない字ですみません(笑)。

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目標が遠く感じるとき、今日すべきことをすることで、着実に明日は良くなっていく、という言葉。
特に数Ⅲの微分・積分でカーッとなっているときには(笑)、微積の概念をつくったニュートンもきっと失敗続きの日があったはず、と自分に言い聞かせていました。 

なんと、レジェンド加藤鷹さんの名言にも同じような内容がありますよ!(笑)

「勉強も仕事もナントカも、毎日100点は難しいかもしれない。でもその日のベストなら出せそうじゃない!?」という。
さすがレジェンドは違う。





誰かに、医学部志望を笑われたときには、この2つ。 

☆ウォルター バジョット(イギリス思想家) 「人生における最も大きな喜びは、君にはできないと世間が言うことをやることである」 


☆荻野暢也(代ゼミ講師) 「人が大きな夢に向かって努力する姿はときとしてとてもこっけいで ムダに見えます。 その人の能力がそのレベルに達していなかったらなおさらです。 でもそのみっともない努力こそが唯一不可能を可能にする手段なの です。 

この一年のスタートに次の言葉を送ります。 私の人生観そのものです。 


「運命とは受け入れるべきものではなく、 自ら選び創り出すものである」 

「人は不可能だと思うとき、 やりたくないと決心しているのである」 

「あなたが自ら望みさえしなければ、 何人もあなたを不幸にすることは出来ない」 


私たちが日本人であることの最大の幸せは、 自分で自分の人生が選べること、 未来に起きることをあらかじめ自分で決められることだと思います 。 しかしそれは同時にとてもきびしく、 他の誰のせいにもできないことでもあるのです。 あなたが今置かれている全ての現実は、 皆あなたが過去に選択した結果です。 

まずそれを心から認めなさい。 

そして努力さえすれば夢が実現出来る環境に感謝しなさい。 すべてはそこから始まります」



この2つの言葉は、人生における「幸せ」が、一過性の遊びから生まれるのではなく、努力の末に勝ち取るものであるということを改めて教えてくれました。



どうも最近スランプだな、と感じるときには以下の2つ。

☆Kさん(先日、「独学受験勉強―よく読んでいたブログ・本―」でも紹介した、高卒独学再受験で鳥取医に合格された方)


ちょっと長いのですが引用させていただきます。 



「自分で限界を作ってはダメです。

練習の階級説という説があります。
どんなにすばらしい芸を身につけている達人でも、 極みに達するまでには平坦な道を歩いてきたわけではないと思いま す。1つのことを身につけるまでには、 挫折やスランプなどがあります。

ブライアントハーターという心理学者は、 1つの技術を習得するには、意識とは無関係に、進歩が止まる "踊り場"があることを突き止めました。

これを、「練習の階級説」と呼び、 技術は直線的に向上するのではなく、 ある段階に達すると「練習の高原(プラトー)」 と呼ばれるいわゆるスランプに陥ります。

プラトーはどんなに才能がある人でも、 避けて通ることができない道であって、 そこさえ通り抜けることができれば技術はまた進歩する、 というのが彼の説です。 言ってみれば、 スランプは次なる進歩のための充電期間といったところでしょうか 。この現象の出現する原因としては、課題に対する動機づけ( やる気)の低下、適切な学習方法の獲得の失敗、 大きな練習単位への移行の困難さなどが指摘されています。

伸び悩みは大きな飛翔の前に必ずあります。

当然俺もありましたし、 そういう時にその教科をあきらめるということはしませんでした。


国語や英語などは伸び悩んだら一旦基礎に戻ってすべて洗い直して みることが大事だと思います。

英語なら文法、国語なら評論単語だったり、読解の仕方だったり。

意外とそういうところに穴があって伸びを妨げている可能性があり ます」




☆2chの受験板より 


「自分より良い学校行ってるヤツ見て、「頭良いんだな、すごい」 って思うだろ? 

あれ、違うんだよ。そうじゃない。 


確かにそういうヤツはすごい。ただ、 頭が良いからすごいわけじゃない。 

そういう学校の合格レベルに達するまで努力し続けられたからこそ すごいんだ。 

世の中、全ての努力が報われることなんて有り得ない。 

ただ、数ある努力の中でも、 報われる度合いがトップクラスに高いのが、勉強だ。 

この先大人になれば、 自分ひとりの努力じゃどうにもならないような事なんて 

いくらでも出てくる。それはもう、残酷なほどにな。 

その時お前は思うだろう。 

「努力しただけ結果が出るなんて、 勉強はなんて楽で優しい努力だったんだ」と。 

そして、 いつか報われない努力に疲れて立ち上がる力を失いそうになった時 、 

お前を支えて奮い立たせてくれるのは、きっと「 努力した過去の自分」だろう。 

追い込まれた時に支えになるような「過去の努力」 があるヤツと無いヤツの差は、 

10年後、20年後にこそ如実に現れてきてしまうものだ。 

努力は結果を保証しない。だが、 過去の努力は決してお前自身を裏切らない。 

間違えるなよ。 

今お前は、数ヵ月後の入試のために勉強してるんじゃない。 

未来の自分を助けるために努力してるんだ」


確かに、社会人になった時、「理不尽」「正解のない問題」をたくさん経験しました。そう考えると、努力がそのまま点数として報われる、絶対に答えが存在する受験勉強はなんてやりがいのある試練なんだ、と改めて感じました。
また、今まで経験してきた数々の困難に立ち向かった、「過去の自分」が自分の背中を押してくれるというのは本当です。
高2の3学期に、数学の実力テストで200点中7点しか取れなかったけど(笑)、高3では死に物狂いで勉強して、旧帝大文学部に現役で入れたこと。
就職活動時、何百社も企業をまわったこと、そして第一志望全て最終面接落ちして(笑)、最後の最後に内定をもらったこと。
入社してからは仕事と人間関係が辛くて泣いたこと。
「あのときあんなに頑張れたから今回もきっと頑張れる」と自分を奮い立たせることができました。
「自分史書くなら、今回の受験勉強はまるまる1章分さくような苦境だぜ!?」と自分を焚きつけてもいました(笑)。




模試で失敗してしまったり、自分は才能がないんじゃないかと感じるときには、竹内健さん(中央大理工学部教授)のTwitterより。


☆「自分は才能が無い」と嘆いている人は多いけれど、 大概はサボってますね。「才能に溢れて見える人」が、 どれだけ地道な作業やトライ&エラーに時間を掛けているか。 恥ずかしいから、それを他人に見せないようにしているだけ。 頑張り続けること、努力を続けることが才能」

☆「何度も失敗すると落ち込むけど。でも、何度失敗しても、 時間と努力が報われないだけで、タダだ。 自分さえ気にしなければ、大したことじゃないね」



これを見た時、スタートラインに立つ前に何をぐずぐずしているんだ、とハッとしました。

「落ち込んでいる暇があれば、本番前に一度でも多くトライ&エラーを繰り返さなければ!」と思いました。



先人の皆さんの言葉は、まるでカンフル剤のように、私を鼓舞してくれました。




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