こんにちはちえりんです。
後期が始まって少し忙しくしてます。実はこの記事、薄れかけた去年の記憶を脳に鞭打って思い出しながらスキマ時間を見つけて書いていて、なんだか3日くらいかかりました…(笑)

今日は、化学の独学勉強法についてです。きちんとやれば絶対できるので理系受験生では得意な人が多く、皆わりと得点源にしているのでは?平易な印象のセンターに対し、記述では計算が多くめちゃめちゃ時間がタイトというギャップがあります。あたしの成績は、センター試験97点、前期二次試験は(落ちてしまいましたが)74点/100点でした。
今回の記事で紹介している参考書は、改訂版が出ているものもあるので、購入する際には必ずチェックしてみてくださいね♪

化学はほぼゼロから始めました。高2のとき学習したような気もしますが、受験勉強開始時覚えていたのは「NaCl」という単語と、高校のときの化学の先生のモノマネのみ(笑)。以前にも紹介した、独学で鳥取大医学部に入られたKさんという方の「医学部受験を鼻で笑われた人のための勉強法」を参考にさせてもらいました。

受験1年前の12月くらいに、「化学をはじめからていねいに(理論化学編)」、ついで無機・有機編を読み始めました。化学の学習順序は、理論→無機→有機、ですすめます。理解しやすく、その順で模試の範囲が広がるので点数も取りやすいです。







1つの単元を学習するごとに、その分野のセンター過去問をかなり集中的に解いていました。もともと文系のあたしにとっては、不得意な数学についで時間をさかなければならない科目なので、毎日2~3時間くらいは化学を勉強しました。おかげで4ヵ月後、河合の第一回マーク模試では9割を超えました。その後は、少し学習時間を減らして有機および二次対策中心にシフトし、減らした分を数学にあてました。

二次対策はけっこう苦戦しました。イチ押しという参考書にめぐり合えなかったので、いくつかの参考書を使って足りないところを補完しました。
まずは、「鎌田真彰の化学」シリーズを読み、解く、という作業を何周かしました。ただ、例題が初心者には難しいわりに解説がそこまで詳しくなく、わかりづらい部分もありました。そこで、数学でも使っていた「おもしろいほど」シリーズの著者の坂田先生の参考書を使ってみたのですが、これは難易度や内容0は医学部受験には足りないものの、相変わらず解説がめちゃめちゃわかりやすいので、ゼロから独学の方はこちらから始める方がおすすめです。






必要に応じて、わからないところだけ化学新研究を読んだりもしていました。




9月の半ば~終わりくらいから本格的に二次試験を見据えた問題演習に入りました。駿台理系標準問題集は難しすぎて挫折(笑)。基礎精選問題集は解説が少なすぎてこれも挫折(笑)。そこで、化学重要問題集に変えました。これは解説が分厚くてすごく良かったです。記述模試前に一通り全部さらえるように逆算して、一日あたりのノルマを大問何問、と決めて解いていました。




それでも記述の計算問題で点数を取りこぼしてしまう…夏ごろから、重要問題集と平行して始めたのが新研究の著者卜部さんが書かれたこの問題集です。計算に慣れることができます。間違えたところはスピードを意識して何度も解きなおしました。







ちなみに化学の計算では、小学生以来の、ものすごく四捨五入を多用する「有効数字二桁で答えよ」とか「有効数字三桁で示せ」とかが出てきます。計算方法によって、数値が少し前後するのは正解になります(十の位が違ってる、とかはダメですが)。


受験生の皆さん、体に気をつけながらファイトです♪医学部楽しいよ!


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