こんにちは。




私は救急医に興味があります。


そもそも、医師を目指したのが、父が交通事故で亡くなり、その経験を世の中で役立てたいと思ったからです。
父が事故にあってから亡くなるまでの9日間、救命救急センターとICU(集中治療室)でお世話になりました。


急病や急なケガをしてしまった人に、冷静に完璧に対処できてこそ医師という気持ちが強いです。

だから、今まで、全身状態に直結する脳神経や循環器(心臓や血管)、呼吸器(肺)、そしてそれを扱う科に目が行きがちでした。




ですが、今、ポリクリで整形外科をまわっていて、先生と話してる時に



「救急で扱う外傷の8割は整形外科だからねー。
1割が脳神経外科で残りがその他かな。

むしろ整形外科どう?」




って言われて、



ええー!そうなんですかー!



と驚きを隠せない自分がいます(笑)。

私はそんなに体育会系じゃないし、めちゃめちゃ縁遠い科だと思ってた(笑)。




まあでも、救急って全ての科を含むので、「関係ない科」というのがあまりないのかもしれないですね。


救急をやるにしても、ベースとなる自分の専門科をどこにするか…いろんな可能性を考えた方がいいのかもしれません。




余談ですが、大学病院に、

「医学生がエレベーターの中で『ICUおもしろいよね』と話していた」

という苦情が来たことがあったそうです。


たぶん悪気なく、学問的な意味で「おもしろい」と言ったんだと思いますが、私はこの苦情を言った方の気持ち、わかるなぁ。



家族がICUに入ってる時って、人生のどん底なんですよね…

医療者にとっては、病院って日常だし学びの場なんですが、家族や患者さんにとっては非日常で、爆発しそうな悲しみや苦しみと向き合ってるんですよね。


私も、もし父がICUに入ってる時、同じことを医療者に言われたら、苦情は言わないにしても、すごく辛くなったかも。


この気持ちを忘れずに、今日も実習頑張ります!





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