新任教員紹介
小島 達央(コジマ タツオ)
所属 | 専攻相関基礎科学系 |
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学科統合自然科学科 | |
部会化学 | |
職名 | 講師 |
発令年月日 | 2019年4月 1日 |
略歴 | ■最終学歴 東京大学大学院理学系研究科化学専攻 |
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■学位 2014年5月 博士(理学) |
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■前任職 東京大学総合文化研究科 助教 |
担当科目 | ■前期課程 構造化学 |
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■後期課程 |
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■大学院 分子機能化学I |
研究活動 | ■研究分野 有機化学、超分子化学 |
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■研究業績
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採用理由 | 小島氏の専門は有機化学・超分子化学に関する研究である。これまでにヘキサフェニルベンゼン誘導体の合成および修飾法の開発,歯車状両親媒性分子の精密会合,配位性自己集合錯体の形成メカニズム,という3つの研究テーマについて研究を進めてきた。独自に開発した交互型リチオ化反応を活用して合成された歯車状両親媒性分子は,水中でこれまでに知られている耐熱性タンパク質の最も高い崩壊温度に匹敵するような142 ˚Cという非常に高い熱安定性を示すなど,マテリアルとしても高いポテンシャルを秘めており,その研究は国際的に高く評価されている。教育面では,東京大学の1,2年生のすべての理科生を対象とする,基礎化学実験を7年に渡って年間30日程度担当し,毎回60名以上の学生に有機合成実験や無機イオンの定性分析実験の指導経験がある。この中で,東京大学の1,2年生の化学に対する理解度や興味を直に感じており,この経験を今後の講義担当に活かしてくれると期待される。性格としては,温厚で協調性が高く,今後教育や研究に関する業務を一緒に進めていくうえで,本研究科に大きく貢献してくれると期待される。以上のように,小島氏は研究においても,教育においても多くの業績・実績があり,本学の講師にふさわしい人物であると判断される。 |
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