高齢者を中心に約7,400人の被害者を巻き込んだ「オーナー商法」のジャパンライフ(株)(TSR企業コード:291624898、元会長: 山口隆祥氏)。同社の破産手続きで、配当率の見込みが1%未満であることが4月7日、わかった。東京地裁は4月7日以降、債権者に「破産債権届出書」を送付する。
「破産債権届出書」は5月31日までの提出が必要(必着)で、債権届出書を提出しないと配当を受け取ることができない。現時点の配当率は1%未満の見込みで、配当時期は未定。
ジャパンライフは磁気治療器などの販売を手掛けていたが、消費者庁から4度の行政処分を受け、被害弁護団の結成などで社会問題化していた。ジャパンライフの破産後、警視庁など合同捜査本部が詐欺の疑いで捜査し、2020年9月18日、山口元会長など幹部らを逮捕していた。
2018年3月1日のジャパンライフの破産開始決定から3年が過ぎた。この間、破産管財人がジャパンライフの資産換価などを進め、配当の可能性が出てきたことで債権届出書の発送につながった。
あわせて読みたい
-
NEW
[注目トピックス 日本株]古野電気---大幅続伸、前期末配当計画の引き上げを発表
-
[注目トピックス 日本株]出来高変化率ランキング(14時台)~ジャパンエン、HPCシスなどがランクイン
-
[注目トピックス 日本株]ブロドリーフ Research Memo(6):基本方針を変更、2021年12月期の年間配当は7.0円を見込む
-
[注目トピックス 日本株]エバラ食品工業---期末配当予想を前回予想から5円増、年間配当金は42円に
-
[注目トピックス 日本株]ティーライフ---大幅反発、業績上方修正で配当計画も大幅引き上げ
-
[注目トピックス 日本株]PCNET Research Memo(10):株主への利益還元強化と企業価値の向上を目的に「純資産配当率」導入
-
[注目トピックス 日本株]バイク王 Research Memo(9):女性活躍に必要なワーク・ライフ・バランスの推進
-
【完全ガイド】初めての確定申告も安心!必要書類から申請方法までわかりやすく解説